イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達】やっぱりロンドンに戻りたくなったマドンナ。

映画監督ガイ・リッチー氏との出会い、結婚でロンドンに移り住み、ニューヨーク、ロサンジェルスと行ったり来たりしていたマドンナ(51)。同氏との離婚によりニューヨークに拠点を移して約2年だが、楽しかった思い出がいっぱいのロンドン生活が、今また恋しくなってしまったようだ。

今、マドンナは自身が監督を務める2011年公開予定の新作、『W.E.(原題)』の撮影に追われている。これは、王位を捨て離婚した米国人女性と一緒になった英国の君主、エドワード8世の人生を描いた物語である。

当初6か月の滞在で撮り終える予定であった彼女だが、元夫のガイ氏に「ずっとここに居ようかしら」と相談したことを、英紙『Daily Star』が伝えている。美しいウィルシャーの家、パパにベッタリでロンドンを離れたくないと言うロッコ君、子育て時期に出来たグウィネス・パルトロウをはじめとする友人たち…。

現在の音楽活動においては、ニューヨーク暮らしがベストであると言っていたマドンナだが、この新作撮影をきっかけに、心はすっかり愛しいロンドンに引き戻されてしまったというのだ。もちろんガイ氏には新しい恋人がおり、彼との復縁を望んでいる様子はない。

ところで彼女は以前、ロンドン暮らしを振り返り、イヤだったこととして “Madge” という英国人好みのニックネームで呼ばれていたことを挙げ、「家事に疲れた中年オバサンって感じがイヤ。“Majesty(陛下)の略よ” なんて言ってくれる人も中にはいるけれど」と告白していた。

この新作がかつてのイギリス国王の物語である以上、マドンナはメガホンをとりながら幾度も「Your Majesty」という言葉を耳にしているはず。君主への忠誠心あふれる素敵な響きのこの呼びかけに、“Madge” への悪感情も徐々に消えて行ったのではないか。

女優志願である長女ローデスちゃんが、ニューヨークの名門芸能スクールに裏口入学しようとして総スカンという問題もある。恋人ジーザス・ラズが、モデルの他にもDJとして徐々に売れて来ており、昼夜を厭わない彼の若いエネルギーについて行けないと感じる時もあるだろう。悩めるマドンナである。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)