いや、チビるどころか失禁の可能性すらある。アクションはスタントマン任せ？　とんでもない。スタローン、セガールなど、年齢を感じさせない演技でいまだ人気を誇っているアクション・スターもいる。若手ハリウッド・スターだって、ある程度は自分でやらなければならない。俳優ライアン・レイノルズ（33）も今、その恐怖感と闘っている一人である。

現在アメコミSF『Green Lantern（原題）』の撮影に臨んでいる、スカーレット・ヨハンソンの夫で俳優のライアン・レイノルズ。そこではスーパーヒーロー “Green Lantern” に変身する男ハル・ジョーダンを演じているが、数日前には肩に大けがをして撮影が中断していた。

彼はこの度『Entertainment Weekly』誌とのインタビューにおいて、指輪ひとつで全てが意のままというマジカルで楽しいスーパーヒーローの世界を紹介したが、パノラミックなロケーションの中、高い所にワイヤーで吊るされ、秒速18メートルでビューンと飛ばされるワイヤーアクションについては、「マジで大人用オムツが必要になるよ」と語った。

2004年の『ブレイド3』でマッチョなボディを披露すると、いきなり肉体派俳優と呼ばれるようになったが、アクションの演技と、高所にワイヤーで吊るされる恐怖はまた別のものであると語り、初めての時は手に汗を握り、足は震え、気が遠くなりそうだったという。

世界の遊園地の中には、あまりにも失禁する人が多いため、事前に尿漏れパットどころか「大人用オムツ」を勧める、あるいは替えのパンツを販売しているという、超過激な絶叫マシーンだってある。これはヒトの自然なる生理現象。レイノルズの “チビリ”を、誰が責められようか。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）