何枚アルバムを出そうと必ずメガヒット。 最強バンド「ブラック・アイド・ピーズ（以下BEP）」に、不協和音説が飛び交っている。一部メディアでは、ファーギー脱退説ばかりか解散説まで報じられているが…。

かつて浮気が発覚したものの、すでに心は自分に戻って来ており、夫ジョシュ・デュアメルとの仲は以前にも増してラブラブ。BEPの紅一点、ファーギーことステイシー・ファーガソン（35）は今、赤ちゃんが欲しくてたまらないそうだ。

1995年の結成からもう15年にもなるBEP。だがバンドとしての活躍は今なお絶好調、現在ワールド・ツアーの真っ最中である。ファーギーなしのBEPなんて全く考えられないが、赤ちゃんが欲しいという気持ちはやはり尊重してあげたい。

だがメンバーの中で、will.i.amだけはビジネスライクに 「今は困る」と告げてしまった。彼女は今、will.i.amに対する嫌悪感でいっぱいであり、2011年のツアーについても「まだ未定にしておいて」と繰り返しているそうだ。

個性が強く、何事にもプッシュが強すぎるwill.i.amだが、彼のお陰で今のBEPの成功があるのも確か。ファーギーには出来るだけ活動を続けて欲しいし、will.i.amとも仲良くやって欲しい。他のメンバーもそう感じているはずと思いきや、実はそうでもないらしい。

超売れっ子ゆえの辛さであろう。何年経とうとも活動のペースは落ちず、たくさんの賞に輝き、ビルボードの歴史を塗り替えて来た彼らの毎日は、とにかく忙し過ぎる。もう十分なお金を稼いだとして、そろそろ静かな暮らしに戻りたくなった、あるいは別の形での音楽活動を検討しているメンバーもいるとか。

これでは、ファーギーの脱退願望をきっかけに、チームワークが一気にぐらつく可能性すらある。もっともひとりやふたりが辞めたところで、そこはwill.i.amのこと。さっさとオーディションを行い、新たなメンバーでその穴を完全補強、いやパワーアップを図るだけであろう。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）