フランスで高く評価されていたシェフの1人Reynald Ducheneさん(38)が、自分のフィアンセを守るために男2人と口論になり、刺され死亡した。Reynaldさんとフィアンセの家族は、フィアンセの誕生日を祝うために野外コンサートに訪れていた。
フランスで高く評価されていたシェフの1人Reynald Ducheneさん(38)が、自分のフィアンセを守るために男2人と口論になり、刺され死亡した。Reynaldさんと、彼のフィアンセPaula Haddleseyさん(44)とその家族は、Paulaさんの44歳の誕生日を祝うために、ピクニックをし野外コンサートを楽しんでいた。
コンサートと花火が終了し、一同が帰宅しようとミニバスへ向かう際、側にいた男2人がいきなり「使わないならその椅子を俺たちに貸してくれ」と、Paulaさんに言い寄って来たという。それを見たReynaldさんは、「私のフィアンセに近付かないでくれ」と男2人に言い放ったが、男2人はRaynaldさんを押し、家族から見えない角まで連れて行ったという。
Raynaldさんが戻ってきたので家族一同はミニバスに乗ったが、すでにその時Raynaldさんは刺されており、Raynaldさんがバスのドアに寄りかかって倒れるまでは、誰も彼が刺されていた事に気が付かなかったという。一緒にいた18歳になるPaulaさんの娘は、「彼はいつもママを気にかけていて、とてもママを愛していました。バスで倒れた時、彼は物凄く苦しそうに息をしていましたが、私たちは誰も出血している事すら分かりませんでした。」と言う。Raynaldさんは、そのまま息絶えた。
フィアンセを守ってこの世を去ったRaynaldさんに、知人らは口を揃えて「彼は心からPaulaさんを愛していました。彼女を守った彼はとても美しい。」「彼らはお互いに本当に愛し合っていました。」「Raynaldが逝ってしまっただなんて、何と言っていいか言葉が思い浮かばない。」と、Raynaldさんの愛の深さを称え偲んだ。
警察は、2人のティーンエイジャーを殺人容疑で逮捕したが、8月まで一時釈放とした。警察は引き続きRaynaldさんを刺した2人組の捜査を続けており、服装や体格等目撃者からの情報を公開し、犯人のさらなる情報を募っている。
(TechinsightJapan編集部 新谷友海)