エンタがビタミン

writer : techinsight

【エンタがビタミン♪】「卒業文集に写真もなかった」。”中川翔子”が”しょこたん”を作り上げたワケ。

”中川翔子”。あなたは彼女の名前を見聞きしたときどのようなイメージを思い浮かべるだろう。”不思議ちゃん”、”ヲタク”、”常にハイテンション”等々。しかし実際の彼女は、恋愛にオクテで不遇な少女時代を送った繊細すぎる25歳なのだ。

6月2日放送の「爆!爆!爆笑問題」のゲストは中川翔子。いつもかわいいしょこたんだが、すでにデビュー9年目の25歳。恋愛の酸いも甘いも経験していておかしくない年頃だ。が、実際には男性と話すことが苦手で、デートの経験もほとんどない。

そんな彼女だが「一度好きになると(相手の男性に)しつこくしちゃう」という。メールを100回ぐらい、一文字ずつ送るなど、なんとも妙な行動に出てしまうのだ。女子校出身で、祖母と母と女だけで生活していたので男性に慣れていないことも原因のよう。ちなみに彼女の理想は、「ブルース・リーのように眉毛が太くて、ちょっとケガしている人」。

「7歳でしょこたんを産んだ」と自称する若々しいママとの、姉妹のような仲良し写真も披露。ママとべったりしすぎて縁遠くなっているのかもしれない、と自己を分析する。そんなしょこたんであるが結婚願望はあるのだ。ただし、「年齢を重ねると、もういいやってなっちゃうかもしれないけど」というおまけつきだが。

子どもの頃は性格が暗くて友達もできず、卒業文集にも写真がなく「いま死んだら誰も私のことを覚えていてくれないんだ」と思いつめていたという。そんな自分を変えようと必死に努力を続けた。ブログでも「落ち込んだことを書くと、あとで思い出してつらいから」と、常にテンションが高いキャラづくりを心がけるようになった。

「笑顔の生きた証を残したい」というしょこたん。不遇な少女時代が今の彼女を作ったのだ。そんな彼女に自分を重ねて力づけられているファンも多いことだろう。彼女の人気のワケは、ヲタクだけではなかったのだ。
(TechinsightJapan編集部 大藪春美)