エンタがビタミン

writer : techinsight

【エンタがビタミン♪】篠原ともえ、相変わらずのハイテンション。アポなし電話に拓郎もタジタジ。

デビュー15周年をむかえた“シノラー”こと篠原ともえが「新堂本兄弟」に登場した。ハイテンションの元祖・不思議ちゃんキャラが売りだった篠原も31歳。どんな大人の女性になったのか、気になるところである。

6月27日放送の「新堂本兄弟」には、デビュー15周年をむかえた篠原ともえが登場した。前身番組の「LOVE LOVEあいしてる」の名物コーナー「プリプリプリティ」では、毎回、ゲストに突進していく姿が印象的だった篠原。この日のオープニングも「プリプリプリティ」を再現し、Kinki Kidsの二人を翻弄した。相変わらずのハイテンションなノリに、自身がデザインした奇抜な服で登場した篠原だったが、表情はしっとりとした大人の女性のもの。ほんのりと色気も感じられ、すっかり“美人さん”の篠原だ。

過去の「プリプリプリティ」の映像では、ジェームズ・ブラウンとともに「ゲロッパ!」と歌い、ロビン・ウィリアムズやマイケル・クラーク・ダンカンらハリウッド俳優と同じテンションで騒ぐ篠原のほかに、純情な篠原をからかうために上半身裸になって走り回る元気なKinki Kidsも見ることができた。今でも裸は恥ずかしいという相変わらず純情な篠原は、一問一答のコーナーで「三つ指をついて『おかえりなさいませ』とだんな様をお迎えするのが夢」という、女性らしい素顔をのぞかせた。

「LOVE LOVEあいしてる」には、篠原やKinki Kidsの他に、吉田拓郎やTHE ALFEEの坂崎幸之助らも出演していた。「LOVE LOVE ALL STARS」としてCDを出したり、海外ロケを行ったり、出演者たちの仲の良い姿が見られた番組だ。当初は篠原のことが苦手だったという吉田拓郎も、番組が進むにつれ彼女のことが好きになり、夫人の森下愛子もことのほか篠原がお気に入りだったとか。

そんな拓郎に、篠原が番組中にアポなし電話をかけるというハプニングが起きた。2003年に肺がん手術が成功したものの、2009年には慢性気管支炎の悪化でツアーが中止されるなど健康面が心配されていた拓郎。「15周年なのでお祝いしてください」という篠原に、「おまえ、こんなときしか電話してこないな。普段は俺のことなんか考えてないだろ」という寂しそうな拓郎の声が印象的であった。

篠原ともえ、31歳。なぜか再ブレイクの予感を感じさせる一幕であった。
(TechinsightJapan編集部 大藪春美)