整形好きのハイディに、クセ者のスペンサー。この組み合わせを思えば、破局は自然な結末だったのかもしれない。破局にいたった原因は、「お金の問題」だったようだ。というのも、夫のスペンサーが、彼女のお金を勝手に使いこんでいたのである。そこで放漫夫の金遣いを調べるため、ハイディは私立探偵を雇った。

もはや自虐ネタしか残っていない崖っぷちセレブのハイディ。そんな中での2人の破局は、話題作りのため別れたフリをしていただけだと思われていた。しかし実際の状況は、周囲が考えていた以上に深刻なものだったようだ。

その原因のひとつはスペンサーの荒い金遣いである。どうやらスペンサーは、ハイディが知らぬ間に、お金を使い込んでいたようなのだ。しかし彼女が、自分のお金をだましとっていたことに気付いた今、2人の破局は本物だったということになる。

もともとハイディとスペンサーは、共同名義の銀行口座を保有していた。もちろんスペンサーが、そこからお金を引き出したとしても、それ自体は秘密というわけではない。しかしハイディはスペンサー以上にお金を稼いでいたこともあり、夫の放漫ぶりに気付くのには、時間がかかったようだ。

果たしてスペンサーが使い込んだお金は、どこへ消えたというのだろうか？　どうやらそのお金の行き先のひとつは、別の女性である疑いが濃厚だ。

そもそも、ハイディが気付いたきっかけというのは、宝石店から送られてきた明細書であった。そこに書かれた金額というのが、かなりの額だったのである。もちろん彼女が、問いただしたところで、スペンサーは本当のことは言わないだろう。そこでハイディは夫の金遣いを調べるため、私立探偵を雇ったのである。

ハイディとスペンサーの2人は、近いうちに正式に離婚すると見られている。しかしその前に彼女自身の財産持分を区分しておく必要がある。果たして探偵からは、どのような調査結果が、かえってくるのであろうか。夫のスペンサーに全てを捧げてきたというハイディ。明細書の金額以上に重い事実を知ることになるのは想像に難くない。
（TechinsightJapan編集部 クローン中山）