エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「安心して太れた」豪快だった南野陽子の”いいとも”出演時代。

ナンノこと南野陽子(歌手・女優)は2009年10月までの約2年半の間、テレビ『笑っていいとも!』にレギュラー出演していた。アイドル全盛時代にデビューした頃は18歳だった彼女だが、今も年齢を感じさせぬ魅力で人気なのだ。6月25日には美容に関する書籍を発売する予定だが、その内容は従来の美容書とは趣を異にするようである。

『笑っていいとも!』のテレフォンショッキングに登場した南野陽子は久しぶりのスタジオアルタが懐かしそうだった。今年デビュー25周年を迎える彼女は前述の美容書『南野陽子BeautyBook』を出版するがそのコピーも「芸能生活25年で得た美容体験をベースに『日々のケア』と『美を磨くテク』を披露」となっている。

しかし、彼女の話によると美容本として”よくあるような”内容ではなさそうだ。例えば「にきびは血が出るまでつぶせ」「太りたくなかったらお肉を食べよ!」というようなことが書いてあるのだ。しかもダイエットを推奨してはおらず、南野自身、現在42歳となるがデビュー時に比べると7キロほど太ったと明かした。

「痩せなきゃいけないのかっていう話ですよ。ポチャッとした方が朗らかで可愛い」と彼女が力説すると、大きくうなずいたのがタモリである。タモリは女性の下腹などは「少し出たくらいが可愛い」と主張したが観客の女性たちからは共感されなかった。「ほらね、変態扱いだ」と呆れながらも、彼は「男性が痩せた女性に魅力を感じるというのは大きな勘違いだ」とゆずらない。

南野もほぼタモリと同意見で「二の腕などはプルプルしている方が可愛い。男性には無い女性の魅力ですよ」と力説した。

実は彼女が同番組のレギュラーを務めていた頃のことだ。共演者の男性陣がみんな、南野に「女性は二の腕がプヨプヨしていたほうがイイ」と言ってくれたので精神的に助かったという。彼女は「安心して太れました」と当時を思い出して感謝していた。
さらに驚くべきことはその頃、彼女はまつ毛が短いのを気にしており、まぶたに描いてごまかしていたと明かしたのである。「上に4本下に6本描いてました。影ができずに近くで見てもわからない」と彼女が具体的に説明するとタモリも全く気づかなかったと驚いた。この辺りのことも、今回の本には書かれているようだ。

描くという手法はなかなか効果的なようで、タレントのはるな愛も小顔に見えるように、ひたいの髪の生え際を塗っているのだが、気づかれたことは無いらしい。タモリが明かしたところでは、鶴瓶師匠が以前、円形脱毛症になった時も毎日髪を描いていたが全く気づかれなかったそうだ。こうしてみると、ちょっと変わっているが南野式美容法も役立ちそうである。
また、これもタモリの情報によるとモデル界でも『細いことが美しい』という風潮はおかしいという見方が出てきたという。どうやら南野陽子は一歩先を行っているのかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)