発酵した梨を食べた野生のリス、酔って放心状態に(米)<動画あり>
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13日夜、台湾基隆市に住む1人の母親が、タンスに後頭部をぶつけ意識を失ったが、同じ部屋にいた中学1年生の息子がそれに気付かず、そのまま母親が死亡するという痛ましい事件が起きた。息子はインターネットゲームに夢中で、母親の異変に気付かなかったという。
この日は少年の13歳の誕生日で、パソコンは両親からのプレゼントだったそうだ。しかし、精神病を患う母親は薬を飲んで眠ろうとした際に、タンスに頭をぶつけ、意識を失った。
5メートルにもならない距離で起きた母親の異変に少年はなぜ気付かなかったのか。
現地メディアが発したこの問いに対して、少年は「眠っていると思った」と答えた。少年の話では、精神病を患っていた母親は、長期的に睡眠薬を服用しており、薬を飲むとそのまま床の上で眠ることが度々あったようだ。そのため、母親がタンスにぶつかる音は聞こえたが、寝返りを打ってぶつけたのだろうと思い、気にせずゲームを続けたという。
始めてしまうとなかなか止められないのがゲームの怖さだ。近年では、ゲームに過剰に依存して、会社や学校に行けなくなるケースも少なくない。
好んでその世界に浸っているうちはいいが、症状がひどくなると自分の意志で止めることができなくなるという。
息子を喜ばせようと誕生日を楽しみにしていた母親。しかし、息子がそのプレゼントにはまり過ぎたために、事故の発見が遅れることになった。楽しいはずのお祝いの日が、母親の命日という永遠に拭い去ることのできない傷を残した。
(TechinsightJapan編集部 片倉愛)