発酵した梨を食べた野生のリス、酔って放心状態に(米)<動画あり>
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前日、口げんかをした我が子の机の上に、「17年間お世話になりました。僕は行きます。さようなら。」と、書かれた手紙を見つけたら・・。どんな親でも蒼白になるだろう。そんな事件が先日台湾で起こった。
台湾師範大学付属高校2年の保健科の授業で、ある宿題が出された。
『いのちの旅の終わりに』というタイトルで、自分が死を迎える際、家族にどんな言葉を残すか、人生をどんな言葉で締めくくるかを考えるというものだ。
しかし、1人の学生が書き上げた宿題がまるで遺書のようになってしまった。その結果、机に置かれた遺書を見た父親が、慌てて学校に連絡する騒ぎになった。実は、この父子、前日に口げんかをしていたのだ。父親はけんかを苦に、息子が自殺を試みると思ったのだろう。
この騒ぎについて、“命の教育”に対する民衆の意見が興味深い。
「命について考えさせる良い教育だと思う」という人もいれば、「高校生にこんな重たいものを書かせるべきではない」という人もいるのだ。
17歳。親にとってはまだまだ子どもでも、その心や体は十分大人になっている。自分の人生について、命について、自分以外の命について、目頭を熱くしながら考える機会があってもいいと、記者は考える。
“かわいい子どもに暗い世界は見せたくない”という大人の気持ちも分かる。しかし、忘れてはいけない。子どもたちの生きる世界は、大人の世界よりも複雑で過酷なこともあるということを。子どもたちを守るためにはまず、大人が目を背けないことが必要なのではないだろうか。
(TechinsightJapan編集部 片倉愛)