アジア発!Breaking News

writer : testjournalist

【アジア発!Breaking News】なぜ?1時間で救出のはずが、11時間も川の泥底で耐えた男。(中国)

中国の重慶で、25歳の男が川底に足をとられて動けなくなった。当時、彼は携帯電話を手に持っていたにもかかわらず、長江にはまり込んだまま11時間も耐えることになった。本来であれば1時間程度で救出できたはずだったのだが、彼は救出されることを頑として拒んだ。その理由はなんとも”お恥ずかしい”ものであった。

深夜の暗がりのなか、草地だと思い、足を踏み入れた。ところが、実はそれは水面に浮かぶアオウキクサだった。支えを失った男の足は、当然ながら沈んでいった。はまり込んで動けない。だが、25歳のその男は、自分のとんだ失態を恥じるあまり、せっかくの携帯電話も使おうとはしなかった。

釣り人が見つけてくれたからよかったものの、その恵みがなければ彼はどうしていたのか。ただ恥をさらしたくないがために助けを求めず、死に至ることを受け容れていたのだろうか。

釣り人の通報から4時間、ようやく救助隊が到着した。しかし、驚いたことに、彼を引っぱり上げるのには、さらに7時間もの時間を要したという。難航の理由は、彼がズボンを脱ぐのを嫌がったから。ズボンを脱げば楽に助け出せる、と救助隊は切に説得したが、彼は頑として拒んだという。
命をとるか、”名誉”?をとるか、これを読んでいるあなたが、彼と同じ状況に置かれたらどちらを選ぶだろうか。
(TechinsightJapan編集部 田中箇)