エンタがビタミン

writer : techinsight

【エンタがビタミン♪】体重16キロ減、円形脱毛症、生理まで。加護亜依、壮絶な”アノ”時期を激白。

未成年時に二度の喫煙発覚により、事務所を解雇された加護亜依が、先日放送された「芸能界の告白 大ヒットに隠された壮絶人生SP」で、その時の心境や状況を告白した。そこで明かされた彼女の”空白の期間”。それは我々の想像をはるかに絶する壮絶なものであった。

一度目の喫煙時は「ちょっと大人びたい。他の人も吸っているから」という好奇心からの喫煙だったという。

写真週刊誌に撮られたときは、周りに人も少なく近くにいた人も背を向けていたため大丈夫だろうと思っていた。これにより所属事務所から無期謹慎処分を受けた加護だが、この時点ではまだ復帰の可能性が残っていた。しかし、二度目の喫煙が発覚してしまう。この時に事務所を解雇となってしまったのだが、なぜそんなリスクのあることをしてしまったのだろうか。

謹慎中の加護は母親とその再婚相手の継父、兄弟と暮らしていた。継父の自営がうまくいかず、金銭的にとても苦しい状態で両親は離婚する。家には母親と障害のある弟、手のかかる2歳の妹らの兄弟と加護だけになった。自分が家計を支えなくてはいけないと思った加護だが、謹慎中故に仕事がない。「親の事情やお金の問題でどうしていつも私を巻き込むの。楽しく仕事をしていたのに、お金の事を考えて仕事をしなくちゃいけない。そういうことは考えたくない」という葛藤の中、現実逃避をしたくなり、またタバコに手を出してしまったと言った。

解雇の後、体重が16kg落ち、円形脱毛症になり、生理が止まった。寄ってくるのは「ヌードになりませんか?」「親子ヌードはどうですか?」というような人たちばかりだった。友だちも親戚も連絡が取れなくなり、人生は終わったと思った。

しかし2008年5月、復帰のチャンスがおとずれた。「“運が悪かったね”と言ってくれる人もいるんですが、運が悪かったのじゃなくて、それは全部自分が引き落としていた事なんだということがわかった」という発言は成長を思わせた。
現在、加護は「歌手にも女優にもなれる」というジャズを始めた。「アンバランスな感じが加護亜依っぽい」という。
様々な困難にあっても、道を外すことなくまっすぐに進んでいる人も世の中にはたくさんいる。今後は、自分の弱さに負けずにきちんと自分の目指した道を進むことを願う。
(TechinsightJapan編集部 たけうちゆうこ)