超ド天然芸人と呼ばれるドランクドラゴン鈴木拓。大人しくて天然、でも決して悪い人には見えない鈴木だが、意外な素顔が隠されていた。
5月6日放送の「アメトーーク」の企画は「鈴木拓ナイト」。鈴木拓本人と、相方の塚地や同じ事務所のおぎやはぎなど縁のある芸人たちが集まって、その天然ぶりについて語り合った。もともとは相方の塚地が提案した「相方天然芸人」という、相方が天然で困っている芸人を集めようという企画だったが、面白いから鈴木だけで撮ることになったという。
番組が一本できるほどの面白エピソードが満載の鈴木だが、本人にはまったくやる気がない。主役になったことより、特に話さなくていいと言われたことのほうが嬉しそう。まったく話をする気がないようだ。ゲストたちが必死で盛り上げる中、自分の話なのに関係がないという顔でジュースを飲んだりろくに話を聞いていなかったりと、主役らしくないマイペースぶり。
そんな彼の天然ぶりに笑わされていると「天然なのに性格悪い」と、塚地の気になる指摘が。ウド鈴木と組んで「ダブル鈴木」というネーミングで司会をしたときは、鈴木拓がミスをすると必死にフォローしてくれたウドに対し、ウドがミスをすると大喜びをしていたという意地悪な素顔を暴露。ウドのようなピュアでやさしい天然キャラではないようだ。
また、動物に異常に嫌われるというエピソードも紹介された。おぎやはぎの小木の犬は、鈴木が遊びに来て帰るまでの約三時間も鈴木に向かって吠え続け、喉を枯らしても吠えるのをやめなかったという。テレビの仕事で動物園に行ったときはペンギン全員に威嚇され、温厚なキリンにも首で投げ飛ばされた上に、高台から落とされて蹴り殺されそうになったとか。
いったい鈴木のどこに、動物に嫌われる要素があるのだろうか。
「情熱拓陸」という鈴木に密着するコーナーでは、得意なグレイシー柔術の技を後輩にかけて、その苦しむ姿を見て笑っている鈴木の姿があった。また、先輩の矢作に対して「気にくわない」と平気で言うなど、性格の悪さも次々と暴露されていた。
どうやら鈴木の大人しそうな顔の下には、ただの天然ではない邪悪キャラが隠れているようだ。動物たちは、そんな鈴木の邪悪な面を見抜いていたのかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 大藪春美)