エンタがビタミン

writer : techinsight

【エンタがビタミン♪】「テンション低すぎ」。「男前」。香椎由宇の意外な素顔。

女優であり、俳優・オダギリジョーの妻である香椎由宇。クール・ビューティーという印象がある香椎だが、懐かしいシンガポールの地で意外な素顔を見せてくれた。

5月21日放送の「アナザースカイ」。ゲストは女優であり、オダギリジョーの妻である香椎由宇。子どものころ過ごしたシンガポールに旅立ち、当時の生活を振り返った。

シンガポール航空のスイートで現地に向かう香椎。機内で自分撮りをする香椎のテンションの低さに、司会の今田耕司がさっそく「やっつけなリアクション」とつっこむ。

現地では、母校である小学校、よく行ったというフードパーク、そしてセントーサ島などを回った。子ども時代はアクティブで、ソフトボール部に所属していたという。休み時間になると校庭か体育館で体を動かしていたとか。今でこそクール・ビューティーというイメージだが、趣味はバイクという男前な面もある香椎である。アクティブなのはむしろ地なのかもしれない。

だがテンションの低さは変わらず、母校を訪問して「楽しかった」を連発しているのにもかかわらず、今田には「楽しそうに見えない」と言われ続ける香椎。

その後、フードパークでは懐かしいシンガポール料理を大食いし、セントーサ島では観光用の大蛇を巻きつけて嬉しそうに鎌首をつかむなど美人女優らしくない男前ぶりを見せてくれた。最後にユニバーサル・スタジオを訪れて「こういうところの楽しみ方がわからない」と言いつつも、ジェットコースターに乗った。怖がることなく楽しそうな香椎に対して、同行のディレクターのほうが怖がって叫び続けるという一幕も。それでも「楽しかった」と、香椎。

楽しんでいないのではなくて、大げさなリアクションをとることができないだけだろう。シンガポールから帰国して東京に住むようになったとき、一番いやだったのが、目が合っても笑いかけてくれない人ばかりだったことだと言う香椎。ゴミゴミして嫌いだという東京生活が、彼女を変えてしまったのかもしれない。

今田にはテンションが低いと言われ続けていた香椎だったが、その楽しそうな様子は充分に伝わった。バラエティとしてはやりにくいキャラクターかもしれないが、大はしゃぎをするタレントに辟易している視聴者には、好感が持てるのではないだろうか。

番組では家庭の話は一切出なかったが、夫のオダギリジョーもローテンションだ。似たもの夫婦で、気の合った二人の様子がなんとなく想像できた30分間だった。
(TechinsightJapan編集部 大藪春美)