エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】ただでさえ”下降気味”なのに・・。「髭男爵つぶしや!」山田ルイ53世の悲痛な訴え。

ラジオ「SUZUKI Breakfast News」でお笑いコンビ、髭男爵の山田ルイ53世に対するインタビュー内容が放送された。それは群馬県伊勢崎市が出した「ひげ禁止」に関するインタビューだったのだ。

髭男爵といえば、2007年のM-1グランプリでサンドウィッチマンが敗者復活戦で勝ち上がった時に、ひぐち君が先導役を演じた。
これがきっかけで知名度が上がり、その後「爆笑レッドカーペット」などでブレイクしたのである。ヨーロッパ中世の貴族をイメージした服装が奇抜でネタよりもキャラクターで売れた感もある。特に山田ルイ53世はアゴひげを蓄えており、それが髭男爵のトレードマークでもあるのだ。

5月27日放送されたFM番組「SUZUKI Breakfast News」では群馬県伊勢崎市の『ひげ禁止』の話題に触れた。これは同市が出したクールビズに関する通知の中で男性職員のひげを禁止したという内容である。市民からのクレームが元になっているものだが、これまでに無い例だと賛否の声が出ていた。

同番組ではひげに詳しい人物として山田ルイ53世にこの件に関してインタビューした。彼は興奮気味に「ひげを禁止するなんてね!髭男爵つぶしや!」と訴えた。
山田ルイ53世は実に20分余りに渡り、ひげがいかに美しいか、その素晴らしさを熱弁したらしい。しかし、番組の都合上、ほとんどはカットされて、使用されたコメントはたった10秒間ほどだった。

最近の髭男爵は常連だった「爆笑レッドカーペット」への出演も減っている。のみならず全体にメディアの登場が少なくなったことは否めないだろう。一方で戦隊ドラマ『天装戦隊ゴセイジャー』に山田ルイ53世が出るなど新たな道を模索している節もあるのだ。
そこに来て、世間の風潮が『ひげ』に対してマイナスイメージを持つことになると彼らも辛い。そんな心の叫びが「髭男爵つぶしや!」には込められているようだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)