エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】”それでも負けない”。エド・はるみの強さともろさ。

お笑いピン芸人のエド・はるみが自身のブログでNSC東京の入学者について触れている。急激に増加するお笑い芸人志望者に彼女は戦々恐々のようだ。

エド・はるみといえば、「グ~ッ!」などのギャグで一世を風靡した女性芸人だ。
2008年にお笑い番組『爆笑レッドカーペットSP』で優勝してブレイクしてからは、毎日のようにテレビに登場した。
さらにその年の『24時間テレビ』のチャリティーマラソンランナーに抜擢され113kmを完走して話題となった。
ところが、この頃の人気がピークだったようなのだ。
以降、彼女はCDなども発表するが人気は徐々に下降してきたのである。

だが、エドは役者を目指していたが、思い立ち40代で芸人をめざした根性の持ち主である。
例え人気が落ちたとしてもめげずに今も地道に活動を続けているのだ。
一時期のような華やかな活躍は無いが昨年は映画『プリキュアオールスターズDX』に声優として参加。
舞台『輝け!主婦バンドFOUR RIVERS スモーク・オン・ザ・ウォーター2009』にも出演した。
今年にはドラマ『木下部長とボク』に出演するなどメディアにも登場している。
そんなエド・はるみがブログで次のように今の心境を語っている。

彼女は、営業する先々で『ネタを見て、お客さんが笑って喜んでくれる』それこそが芸人のよろこびだ。
そう語った後で、思い出したかのようにNSC東京の入学者数に触れた。

NSCとは吉本総合芸能学院が正式名称で、大阪校、東京校がある。
ちなみに、大阪校の第1期生にはあの、ダウンタウンがいるのだ。
そのNSC東京校に今年、入学した者は1800人もいたらしい。
エドは
「えっ!ウソでしょ!?
私の時で、(5年前で)500人前後・・・」
と驚いた。
その数は3倍以上になっているのだ。
しかも、昨年までは大体800人程度だったようだ。
どういうわけか、今年だけが一気に増えているのである。
彼女は
「それだけ沢山の若者が
『人を笑わせたい』!
って思ってるってことでしょう・・・・」
とコメントすると
「がくブル、がくブルっ!!!」
という言葉で終わっていた。
エド・はるみは地道に活動しているとはいえ、『最近見ない芸人』に仲間入りしている。
押し寄せる芸人志望者に焦りを感じるのも無理は無いのだ。

ところで
「がくブル」
とは「慄く」という意味で携帯メールなどで多く使用されるフレーズだ。
エド・はるみはブログでこれを多用しているのだが、ひょっとして新しいギャグなのだろうか。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)