エンタがビタミン

writer : techinsight

【エンタがビタミン♪】”日本人度”ってなに?本音と建前を使い分ける外国人タレントたち。

21日の「ホンネの殿堂!!紳助にはわかるまいっ 」で「外国人から見るとおかしな日本」というテーマが取り上げられた。アグネス・チャン、ボビー・オロゴン、ベルナール・アッカ、チャド・マレーン、ローラ・チャン、フィフィらをゲストに招き、「外国人から見るとおかしな日本」の数々を紹介した。

日本人には良くも悪くも”本音と建前”というものがある。いくら胸の中に思うことがあっても、ときには本音とは裏腹な言動をするものだ。これが日本人だけの特性と断定することはできないが、少なくとも日本に在住する外国人から見るとおかしな慣習なのかもしれない。

この日の同番組では、日本に長く在住している外国人タレントたちの「日本人度」を計ろうというもの。もちろん尺度となるのは”本音と建前”だ。

ターゲットはアグネス・チャン、ボビー・オロゴン、チャド・マレーン、ローラ・チャンの4人。
打ち合わせと称してカフェにそれぞれを呼び出し、にんにくとショウガの入った不味いケーキを出し、また大阪のおばちゃんが乱入するというドッキリだ。彼らはどのように対応したのだろうか。

ケーキを出されたアグネスは、一口食べて不味かったらしくやはり口をつけなかった。しかし仕掛け人に「お口に合いませんか?」と言われると、不味いとは一言も言わず、「さっきサンドイッチを食べておなかいっぱいで……」と丁重にお断り。日本人度は高いようだ。

ローラは、美味しいと食べる。しかし仕掛け人が去って、マネージャーと2人きりになると、「このケーキ不味いよ」ともらした。仕掛け人には不味いともらさなかったので、これも日本人度が高いといえよう。

チャドは、美味しい美味しいとすごい勢いで食べた。本当に美味しいと思っているのかともう一個用意。これもペロリとたいらげたが、一瞬険しい顔に。不味いといわないあたり、日本人度は低くない。

ボビーは、一口食べただけで「これ不味いよ!」と激怒。ハッキリものをいうあたり、外国人度が高そうだ。

続いて大阪のおばちゃんがそれぞれのところに乱入。大阪のおばちゃんのパワーに勝てるのか。
アグネスは、名前を間違えられたり、歌を強要されても終始笑顔で対応。すっかり日本人のようだ。ただ、おばちゃんが去った後はため息をついていた。

ローラは、なんとか対応したが、パワーに圧倒され、携帯を取り出し友達に中国語で助けを求めた。去った後も中国語でキレていて、ちょっと外国人度が高めか、といったところ。

チャドは、芸人らしくおばちゃんの要望に応えて10分にわたりネタを披露。おばちゃんが去るとため息。それでもおばちゃんに対応したあたりは立派だ。

ボビーは、服を脱がされかけたり、飴を口にほおばらされたり、されるがまま。おばちゃんが去ると日本語で悪態をついた。日本語でキレるあたりは別の意味で日本人度が高い。

今回のドッキリでは、やはり日本に住んでいる期間が長いタレントほど”日本人度”が高いことがわかった。「外国人から見るとおかしな日本」だが、住めば都ということだろうか。
(TechinsightJapan編集部 阿見野真帆)