イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達・リスペクト編】PCDニコール・シャージンガー、障害者ミュージック・キャンプを開設予定。

プシー・キャット・ドールズのヴォーカルで、女優、モデル、ダンサーとして大活躍のニコール・シャージンガー(31)が、ダウン症をはじめとする障害を持った人たち向けの「ミュージック・キャンプ」を始める意向を明らかにした。

この度LAのラジオ局とのインタビューにおいて、「障害を持った子、若者の中には音楽が好きな人がいっぱいよ。その才能を伸ばしてあげたいの」と語ったシャージンガー。

彼女はその理由について、「私にはダウン症のおばさんがいるの。おばあちゃんの末っ子で、実は私より年下よ。ずっと一緒に育ったから特別な存在なの。こうした障害を持つ人への世の中の偏見をなくしたくて、私に何が出来るか色々と考えていたら、ミュージック・キャンプを思いついたわ。ダウン症の人の中には、音楽が好きで才能があるという人がいっぱいいるんだもの!」と、言葉に熱意を込めた。

また彼女の恋人でF1レーサーのルイス・ハミルトンも、そのアイデアに絶賛してくれているという。ルイスは病気に苦しんでいる子供たちのための慈善財団を持っているが、シャージンガーのこうした気持ちを理解してくれるのには訳があるそうだ。

「ルイスの兄のニコラスは脳性麻痺を患っているの。ルイスは自伝で “この兄のお陰で辛いことも乗り越え、笑顔で頑張れる。彼は本当に強くて僕などまるで敵わない。兄を心から尊敬しているんだ” と綴っているわ」とのことである。

勇気と愛情に満ちあふれるシャージンガーのこのアイデア、キャンプが開設した暁には恐らく大盛況となるであろう。素晴らしいアーティストがそこから誕生する日を、心から楽しみに待ちたいと思う。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)