最近、少年野球チームのコーチをやっている人から、「今時の子って、全身を思いきり動かした後に、よく携帯ゲーム機の操作が出来ると思って感心するよ」という言葉を聞いた。故マイケル・ジャクソンの空手キッズな二男、ブランケット君も例外ではなかったようだ。
21日、マイケルの面影がたっぷりのブランケット君(7)が、週に1度の空手の稽古を終えて道場から出てきた。だがその手には、ゲーム機と思われるガジェットが。
それを両方の指で真剣に操作しながら、とことこ歩いて迎えの車に乗ったブランケット君だが、上腕を激しく動かす空手の稽古を終えて、よくもまぁすぐにチマチマ、ポチポチといった操作が出来るものだ。
エンシノのジャクソン家で暮らすようになったマイケルの3人の遺児が、こうして空手を習うようになったのも、体を動かす必要性を大人たちが強く感じてのこと。3人とも元々かなりのゲーム好きで、それがどんどん進んでいる様子に周囲も困惑しているといった話も聞こえている。
マイケルが生きていた頃、彼は殆ど叱る父親ではなかったそうだが、バトル・ゲームに夢中になって乱暴な言葉を発したり、上の二人の子の視力が落ち、早くも眼鏡をかけていることには胸を痛めていたという。
話は逸れるが、前述のその少年野球コーチは以前このような話をしてくれた。夏の甲子園出場をかけた高校野球地区予選大会にチームの子供たちを連れて行った所、なかなか出塁しないゲーム展開に飽きたのか、3イニングが終わったあたりでそれぞれがコソコソと携帯ゲームを始めてしまったそうだ。先輩たちのゲームよりそっちかよ、と彼は勿論ガッカリである。
野球に限らず、球技は裸眼で視力が良いことが絶対的な強みとなる。君たち、ゲーム機に夢中になっていると優秀な選手になれませんよ!? (この【イタすぎるセレブ達】を読んでくれている段階で、すでにアウトか…!?)
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)