エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】嵐も焦った。ホワイト(白戸)家のお兄さんが行方不明に。

「ソフトバンク」のCMで白戸(ホワイト)家のお兄さんとして知られるダンテ・カーヴァーがバラエティに登場した。4月8日放送の「VS嵐最強王者決定戦サクラ満開3時間SP」でゲームに挑戦した彼は前代未聞の超人技を見せて喝采を浴びた。なんと彼はゲーム終了後に姿を消してしまったのだ。

『矢島美容室 THE MOVIE チーム』のメンバーとして出演したダンテは『クリフクライム』に挑戦した。
このゲームは素手で断崖絶壁を登りながら点在するボタンを押して、得点していくというものだ。
制限時間120秒内で頂上まで登りきればボーナス得点もプラスされる。
そして、この際に重要なのが足場となるグリップを仲間に指示して絶妙のタイミングで受け取ることだ。
グリップは6個まで使え、対岸の仲間がロープで振り子の要領でパスしてくれるのだ。
くどいようだが、このグリップをうまくパスできるかどうかが勝負の分かれ目となってくる。
・・・・これまでは誰もがそう考えていた。

しかしダンテ・カーヴァー(お兄さん)は違った。
彼は、グリップをひとつも要求せずに、つまり足場は必要とせずに頂上まで登ったのである。強靭な脚力と腕力、そして握力で絶壁を時間内で登りきったのだ。

嵐はこれまで、数え切れないほどこのクリフクライムを登ってきた。そして挑戦する人々を見てきた。
しかし、足場を使わずに登りきることを誰が想像しただろうか?
会場全体がダンテのパフォーマンスに驚き、歓声をあげたが、嵐はあっけに取られた表情を見せていた。

実はダンテ・カーヴァーの身体能力の高さは有名なのだ。
彼は4歳からカンフーを習い、6歳で陸上競技を始めて高校、大学時代は陸上の選手だった。
タレントとなってからも2006年に100mを10秒42で走って見せたという。
タレントとはいえ、身体能力はアスリート顔負けなのだ。

嵐メンバーも誰も彼に張り合おうという気はおきなかったようだ。
次にクリフクライムに登る松本潤は
「おなじ、競技とは考えてませんから。僕は僕のやり方で登ります」
と言い切った。
彼は彼なりに足場を駆使した登り方で高得点をあげたのはさすがだ。

ところが、ゲストチームのひな壇を見て嵐は気づいた。
大活躍したダンテ・カーヴァーがいないのだ。
マーガレット(木梨憲武)が
「ダンテの姿が見えなくなりました」
とキョロキョロしていた。
トイレに行ったのか、もしかしてどこか傷めたのか?
と心配する嵐。
その間もゲームは続き、そのうちにダンテが戻ってきていた。
マーガレットとダンテがなにやら笑いながら話している。
嵐が「そこ、なんか騒がしいんですけど!?」
と様子をうかがうとダンテに代わってマーガレットが意外な真実を明かしたのだ。
「さっき、30点のボタンから50点のボタンへ登った瞬間に、パンツのゴムが切れたんだって!」
ダンテはトイレに行ってパンツを履き替えて来たのだった。
彼は素晴らしいパフォーマンスの後に、オチまで作ってくれたのだ。
しかし、なにより怪我がなく嵐のメンバーも安心しただろう。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)