３月３１日に放送された「ドリフ伝説最終章　８時だョ！全員集合・大笑いの４時間SP！」その番組の中で、かつてドリフターズのメンバーであった荒井注の思い出を加藤茶が語った。ファンにとっては「そんな事あってはならない！」と叫んでしまいそうなエピソードを披露したのだ。

加藤茶、志村けん、仲本工事、高木ブーら４人のメンバーも出演し
当時の思い出など語りつつ、当時の映像をたっぷり堪能出来る番組であった。

そんなほのぼのとした雰囲気の中、加藤茶はぽつりともらしたのである。
「荒井注が脱退する時、俺も一緒にやめようと思ってたんだよね」
やめたかった理由は語っていないが、荒井注が脱退したいと加藤に相談した際、
二人でいかりやに話そうと約束したらしい。
ところがなぜか荒井注はさっさと一人で話をしてしまったらしく
「大変なことになったぞ。なぁ、加藤」と話すいかりやに
加藤茶は脱退の話を言いづらくなり、そのままメンバーとしてドリフターズに残る事に。

荒井注の脱退も悲しい事だが、その代わり、後に大人気となる志村けんが加入した事は
ドリフターズにとって喜ばしい出来事であっただろう。
しかし加藤茶がいなくなれば「ちょっとだけよ〜♪」も、「加トちゃんペッ！」も
ハゲヅラステテコおやじスタイルの加トちゃんも・・・あげればキリがないくらい
ドリフターズの名場面と思われる部分がなくなってしまう。
そう考えると心から「加トちゃんが残ってくれてよかった」と思うのである。

生放送でのお笑い番組「８時だョ！全員集合」は、大人はもちろん子供たちのいきいきとした
笑い声が響く素晴らしい舞台であった。
いかりやが長介が亡くなり、一番若いメンバーも現在は還暦を迎え、年長は喜寿と
時は流れたがドリフターズだけにしか出来ない笑いをこれからも見続けたい。

（TechinsightJapan編集部　しなさん）