マイケル・ジャクソンの性癖をめぐっては、様々なうわさが飛び交っていたことは記憶にも新しいだろう。ゲイ恋人だったと名乗る男性が登場したり、少年好きだった、あるいは女装趣味だったなど。しかしこれらを全部覆す証言が、飛び出した。当時のボディー・ガード達によると彼は普通に女性が好きだったと言う。
「マイケルは、異性愛者だったよ。普通の男性と同じようにね。」このように語るのは、当時マイケルのボディー・ガードをしていたビル・ホイットフィールド氏だ。どうやらマイケルの性癖に関する噂は事実を大きく歪めたものであったらしい。
同じチームだったガルシアもこのように語っている。
「マイケルも俺達と同じ普通の男性だったよ。俺達が女性を好きなようにね。それに彼にはガールフレンド『達 』もいたしね。マイケルの車は、カーテンで後部座席を隠すことができたんだけど、中で女性とイチャついていたんだ。車の中を覗くことはできないけど、音が聞こえてきたからね。」
彼の性癖をめぐりさまざまな噂が生まれたのは、マイケルが自分のプライベート生活を守っていたことが、いわば裏目に出たものと言えるかもしれない。
実際マイケルは自分の書かれたゴシップ記事が子供達の目にとまらないよう苦心していたとボディーガードのビルは言う。
「マイケルは自分のことに書かれた雑誌なんかがあると、子供の目に触れないように本を伏せていたよ。」
そんなマイケルの気持ちを汲んで、ボディーガードたちも出かける先でもゴシップ記事が彼の目にとまらないよう配慮していたという。
「俺達はいつもマイケルの出かける場所を先回りして、彼のことについて書かれた記事のなる雑誌があったら、それらを彼の目に触れないようにしたものだよ。彼がどこに行くのかは分かってたしね。」
マイケルの生前、彼の安全やプライベート生活を守っていたボディーガードたち。彼らはマイケルが亡くなった後も、主人の名誉を「守った」と言えるのではないだろうか。
(TechinsightJapan編集部 クローン中山)