エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】モデルJOYの『女性の霊』を見た話しにスタジオが凍りついた。

最近、タレント並みにバラエティで活躍するモデルのJOYが「霊体験」の話しで話術を発揮した。
体験自体の恐怖もあるが、JOYの語りが絶妙で一瞬、スタジオの空気が凍ったかに思えた。
しかし、その後にさらなる展開があったのだ。

3月16日放送されたテレビ「ウソカホントかわからない・都市伝説2010」でのことだ。
モデルのJOYが出演して後半部分で心霊体験の話しをしてくれた。
その前に、彼の話をより効果的にしたのは芸人、兵頭大樹のミステリアスな事件だった。
兵頭が”テレビ局でバイトしていた時に、どこからか女性の歌声が聞こえてきた”話しを始めた。
すると、音声にノイズが入りだして、中断されたのだ。
このノイズの原因はいくら調べても分からなかったのである。

この事件で、怖さのスイッチが入ったところでJOYのトークの番だったのだ。
笑いの場合は”あっためる”だが、この場合は”よく冷やしとく”というところか。

JOYが見た女性の霊の話しはこうである。
彼が名古屋のホテルに泊まった時のことだ。
やることもないので、早めに電気を消してベッドで寝ていた。
「これ、来るな!」
と彼は目が覚めた。
すると金縛りにあったのだ。
彼はそれからの様子を次のように話した。

「そしたら、待ってましたみたいな感じで
女性の人がドアのほうからゆっくり歩いてくるんですよ。
べッドの横を歩いて、僕の横に来て、ずーーと立ってるんですよ」
と彼は身振り手振りを混ぜて話す。
「しばらくするとまた、入り口の方に歩いていったんですよ。
で、歩き終わったタイミングで。
オレの金縛りがばーーと解けて・・・」

そこで彼は寝るのをやめて、顔を洗おうと思いトイレに行ったのだ。
「トイレに行って、ドアをあけたら。
湯船の中に、横向きにその人が座ってたんですよ」
と言うのだ。
その瞬間に全員が
「えーーーーーっーーーーっ」
と悲鳴のような声を上げて動きが止まった。
凍りついたのである。

司会の今田耕司が
「うわーーキモチ悪い!めっちゃこわかったワ。想像してしもた」

東野幸治が
「なんか言うわけでもなく(座っとったんや)」
と言うとJOYが答えた。
「そうなんですよ。無言のプレッシャーてやつですかね!」

ここで、凍りついたスタジオから
「アハハハ」
と少し笑いが起きた。
東野は
「プレッシャーて、何を求めてるんやお前?」
と呆れていた。
今田は
「なんか最後は損した気分になるな」
といいながらも、ホッとしていたようだ。

わずか、3分ほどのトークで恐怖のどん底からお笑いにまで持って行く。
JOYのトークは確実に磨きがかかっているようだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)