松村邦洋といえば、高校生時代からモノマネが得意で人気者だったというイメージがある。そんな彼がテレビ「HEY!HEY!HEY!」の中で非行に走った過去を告白して周囲を驚かせた。
松村邦洋は1992年に「進め!電波少年」(日テレ系)の司会を務めてその名を全国に知られた。
山口県での高校時代には早くもラジオ番組などでレギュラー出演するほどその芸は人気があったのだ。
彼自身も高校時代から先生のモノマネなどでクラスの人気者だったとよく話していた。
そのために、彼の若い頃は芸達者な面白い学生というイメージしかなかったのである。
そんな松村が「HEY!HEY!HEY!」の企画「1991年2月のヒット曲特集」のひな壇ゲストとして出演した。
「1991年はどんなことしてた?」と司会のダウンタウンから尋ねられた松村は話し出した。
「実は、中3の頃に一回非行に走ったことがあるんですよ」
「当時は、みんなリーゼントにしてた頃です」
と言うのだ。
この頃のヤンキーといえば、ちょうど漫画「ビーバップハイスクール」が人気で、リーゼントにガクランかスカジャンなのである。
松村が
「そんな中で僕も『ドクロ連合』という組織にいたんですよ」
と話すと、なんと、彼のドクロ連合時代の写真が紹介された。
全員が彼の意外な姿に驚いていた。
そこには、
坊主頭にサングラスをかけてたばこ(の様なもの)を
片手に持った男がトラックの前で微笑んでいたのである。
服装は写真が荒いのでよく判別できないが
スラックスにゴルフシャツのようないでたちにも見える。
「長距離トラックのオッサンやん!」
と松本人志が言い捨てた。
確かに、紹介された写真では迫力不足だが、
「地元で『ドクロ連合』って知らない人はいなかったくらいです」
と松村は悪名高かったことを主張した。
「ドクロ連合、今はどうなってるんやろ?」
と浜田雅功が興味を示したが、松村からの答えはなかった。
おそらく、解散しているのだろう。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)