アースマラソンに挑戦している間寛平に「前立腺ガン」が発見されたと報道されたのは1月14日だった。日本のみでなく、横断した米国をはじめ世界中で応援する人々がショックをうけた。もちろん、一番ショックなのは寛平本人である。その寛平に吉本興行の後輩である、島田紳助が応援のメールを送っていたことがわかった。
島田紳助は間寛平がアースマラソンに挑戦する前にこんな言葉で激励した。
「男としてジェラシーを感じる。
夢を見つけたこと。実行に移す男の美学。これに感動しました」
彼は、2008年12月17日に大阪・なんばグランド花月を寛平がスタートする際もセレモニーに参加している。
その島田紳助が今回寛平の癌が発見された際に、応援のメールを送っていたのだ。2月7日放送の「行列のできる法律相談所」でそのメールが紹介された。
「癌の件、昨日夕方聞きました。
でも、考え方をかえたら、神様からのご褒美かもしれません。
あのまま日本で仕事していたら、
兄さんは絶対に病院に行きません。
アースマラソンのおかげで見つかったんですよ。
しんどくなったらいつでも中断、
そしていつか続きを走ればいい。
夢残しとくのも悪くはないですから。
大好きな兄さんへ 島田紳助」
というものだった。そして、番組中にトルコにいる寛平と電話がつながった。その中で寛平がこのメールについて触れたのである。
「いつもメールありがとう。読んで泣かされてますワ」と寛平は感謝していた。
すると、紳助は
「こんなん書いたら泣くやろな、思って書いてますのや」と返して、照れ隠ししていた。
寛平はこの後、中東へと進んでいくのだが
「その辺りが一番危険ですからね」と紳助が言うように注意が必要だ。
癌も外的な環境も克服して欲しい気持ちもあるが、やはり無理せずに挑戦して、また元気な姿を見せて欲しい。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)