エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】次は韓国映画で決定!「今度は愛妻家」の行定勲監督の視野は東アジア?

現在上映中の映画「今度は愛妻家」が好評の行定勲監督が韓国映画の準備に入っていると話した。すでに主演男優、女優も決まったとのことで間もなく撮影に入ると思われる。

行定勲監督は2004年の作品「世界の中心で、愛をさけぶ」でその名を広く知られることとなった。もちろんそれ以前も名作を多数手掛けている。

その行定監督が「角川映画のような映画にしたかった」と語る、薬師丸ひろ子、豊川悦司主演の「今度は愛妻家」が好評だ。監督が「セーラー服と機関銃」の頃からファンだった薬師丸ひろ子の今の魅力を引き出せており「角川映画のような」作品となった。

さらに2月20日からは「パレード」が全国ロードショー開始となる。同作は吉田修一の第15回山本周五郎賞受賞作「パレード」の映画化で、藤原竜也、香里奈、貫地谷しほり、小出恵介といった面々が出演する。その彼らが演じるのは「若者達のルームシェアを舞台に、彼らの共同生活とそのひずみで起きる意外な結末」という内容なのだから期待が膨らむ。こちらもヒットすることは間違いないだろう。

行定勲監督はすでに次の映画へ行動を開始している。1月21日放送のFMラジオ番組「ディアフレンド」の中で監督が話したところでは、次作は韓国映画となるというのだ。
行定監督は
「韓国と合作で韓国映画を撮ります」
「すでに韓国の名ダメ俳優、日本のフレッシュな女優も決まりそうです」
と語った。
プサン国際映画祭へも参加する予定で、これを起点に今後は東アジア映画という視野もあるという。

休む間もなく話題作を撮り続ける行定勲監督だ、日本映画の可能性を広げてくれるに違いない。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)