エンタがビタミン

writer : techinsight

【エンタがビタミン♪】SMAPとの関係良好。スマスマの後釜はKAT-TUNか?

正月早々、インフルで香取慎吾がお休みだったにも関らず、いつもよりも面白かったスマスマ。それはやっぱりゲストにひいきのKAT-TUNが出てきたからで、顔が白過ぎる亀梨も、わざとやる気なさそうにして目立とうとする赤西も、クイズに答えられない金髪田口も、なにしろ要領のいい上田も、どっちがカメラか分かってない中丸も、やたらイキイキしている田中聖も、まとめて見れるのはありがたい。しかも、彼らとSMAPがアラフォーには懐かしい「ヤンヤン歌うスタジオ」的なゲーム対決をやってくれた。そこである事に気づいたのだ。

ゲーム対決のコーナー「歌え!アイドルキックオフ」。いつもどおり、光ゲンジ風ショッキングピンクのランニングとおかしなニックネームのハチマキを締めたSMAP。対するKAT-TUNは緑色で同様のスタイル。最初に中居がもってきた「パネルの香取くん。」の顔に笑う。これが、ずっと香取の代わりに後ろに並ぶ。

おなじみ司会のあのねのね清水國明と原田伸郎が、いつのまにかえらく老けていてビックリ!清水さんは昨年がんの手術したから髪の毛が真っ白。でも、30年前と同じ声で「~いってみよう!!」と、SMAPとKAT-TUNの対決を元気に盛り上げる。ああ、懐かしい。

SMAPとKAT-TUNは、親戚でいうと「叔父さんと甥っ子」ぐらい年が離れている。「叔父と甥」の関係というのは、親子や兄弟よりも良好な場合が多い。今回、SMAPよりももっと上の“親”にあたる大人(事務所の社長とか)にいつも絞られているKAT-TUN・田中がイキイキしていたのも、もちろんSMAPの庇護があるからで、赤西がナマイキな口を叩くのもSMAPがやさしい叔父さんだから。これが、兄弟的なNEWSや関ジャニ∞、嵐ならに言ってシャレにならない。また嵐やTOKIOに突き上げられるSMAPも、まだバラエティでの芸が未熟なKAT-TUNには気をゆるす。彼らは自分たちの「そつの無さ」を引き立て、視聴率も上げてくれる存在だ。

たとえこれでKAT-TUNにスマスマの枠をとられたとしても、SMAPは納得がいくかもしれない。器用な嵐やTOKIO に取られるよりは、自分たちがやってきたほどの完成度はぜったいに出せないKAT-TUNにあげた方が気分がいいし、後々大物ゲストとして気安く登場する事もでる。世代交代というよりは、まさに「叔父さんと甥っ子」の関係で、上手く融合しているSMAPとKAT-TUN。スマスマ枠の後釜は「嵐」ではない気がする。

(TechinsightJapan編集部 クリスタルたまき)