オードリーの活躍が昨年末からさらに加速してきた。今年も人気が衰える気配はないようだ。新年のテレビ番組「ぷっすまSP」に出演したオードリーは正月番組ということもあるのかますますハイテンション。温泉で巨乳ギャルが登場するシーンでは若林が普段見せない”エロキャラ”を出して共演者を呆れさせるハメになってしまった。

オードリーは2009年のM-1では話題にならなかった。前回優勝を争ったNONSTYLEやナイツが今回も決勝進出するなかオードリーだけは違う路線を歩んだのだ。
仕方の無いことだろう、オードリーの人気は3者の中でも断トツに高く、毎日テレビに登場しない日は無いほどなのだ。
彼らにはM-1へ挑戦する余裕は無かったに違いない。

昨年の夏ごろにはさすがにネタや春日のキャラもマンネリ気味で人気も長続きしないかに見えた。
しかし、笑っていいとも！のレギュラーを獲得してから再びその人気が上昇しはじめたようだ。
特に若林のトークが認められだしてからはそれまで春日に集中していた人気に新たなファンを取り込んだのが大きかった。
年末から新年にはますます出演番組も増えてきた。
正月に放送された
『超「ぷっ」すま！（秘）特大号人気者たちが大集合!1秋の大豊作スペシャル』(テレビ朝日系）では新しいキャラを出してオードリーワールド全開となった。

「この秋行きたい！日光・那須の穴場スポットベスト10」として名所を巡る企画コーナーでのことだ。
草なぎ剛、上地雄輔、辻希美らとオードリーの二人は温泉を訪れた。
大人が5、6人ほど入ることができる木枠の湯船にはバスタオルを巻いた若い美女が二人つかっていた。
いきなり目を輝かせて美女に迫ったのはオードリー若林だ。

若林は女性の胸に顔を近づけながら
「バストのサイズはいくつ？」
といきなり聞いたのだ。
女性が
「Dカップです」
と答えると若林は
「うぉーっ！Dですよー、巨乳ですよー！」
と両手を前に出して揉みながら踊りだした。
草なぎから
「出た、オッパイダンス」
とダンスに名前をつけられていた。
さらにもう一人の女性にもサイズを聞いた。
「Hカップです・・・」
という答えに、若林は「Hカップー！」と叫び再び別のダンスを踊りだす。
これは「巨乳の舞」と名づけられた。

若林の暴走はとどまらない、湯船の端に直立すると女性らの後方の頭上から胸の谷間を見下ろしていた。
これは「真上から谷間見学」と名づけられた。

その時だ、普段は「熟女好き」で通す春日も若林に触発されてついに動いた。
なんと彼はトレードマークのピンクのベストの服を着たままで湯船につかって女性の横に座ったのだ。
さらに、悪乗りした春日は服のままで潜水して、女性らの股間を確認しようとした。
しかし、息が切れて浮上した春日は
「曇っていてなにも見えやしない」
と悔しがった。

二人の失態を見て共演者の上地雄輔、辻希美らは呆れるだけだった。
特に辻希美は
「もー、やだー」
「若林さんのイメージが崩れちゃうー」
とショックを隠せなかった。

春日はキモキャラをすでにもっていたが、若林のキャラは今まで出さなかったものである。
「エロ若林覚醒！」
と題されたようにまさに新キャラ覚醒という感じだ。
このキャラをうまく反映させればオードリーのネタに広がりが出るかもしれない。
しかし、シモネタはすべればファンを減らすリスクもあるので注意が必要だ。
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）