バルセロナ近郊の街Sitgesで、行方不明と思われていた女性がアパートのエレベーターに8日間も閉じ込められていたことがわかった。警察が女性を救出した時、この女性は意識不明だったという。

バルセロナ北東に位置するSitgesで、35歳でひとり暮らしをしていた女性が、なんと8日間もエレベーターに閉じ込められるという事件があった。マドリッドに住む親族が、この女性と連絡がとれずに行方不明になっていると警察に通報した。また、親族が彼女のアパートに訪れた際に彼女の叫び声を聞いたという。

警察と消防士がこの女性の住むアパートに到着すると、エレベーターは電気系統の故障で止まっていた。行方不明と思われていた女性はこのエレベーターに閉じ込められており、救出された時には意識不明であり、8日間も中に閉じ込められていたという。女性は早急に病院に搬送された。

警察は、「この女性がこれだけの長い間エレベーターの密室内で、どのようにして生き延びる事が出来たのかわからない。」と声明を出している。
（TechinsightJapan編集部　新谷友海）