エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】フルポン井上を「お前は俺の踏み台」。今年も”毒舌で生き残る”有吉弘行。

1月7日放送のアメトーク「今年が大事芸人2010」では活躍した芸人が昨年のブレイク度を自己分析した。人気若手コンビのフルーツポンチが自己分析した時だ、有吉弘行の毒舌が炸裂した。さらにその餌食はNONSTYLEへと向けられ、有吉が今年生き残る可能性を示すこととなった。

同番組ではお笑いコンビ、フルーツポンチがパネルを使って昨年の活躍ぶりを自ら紹介した。
彼らは昨年1月には「スリーシアター」が昨年最初の出演番組だった。
その後、4月にはスリーシアターはゴールデン枠へと進出してレッドシアターとなった。
また月曜から金曜日にかけてはんにゃと「ピラメキーノ」へも出演決定したのだ。

フルポンの村上はアメトークで「中学時代いけてない芸人」に登場するほど、昔はがっかりだった。
しかし、そんな彼が昨年のエピソードを話した。
「家の近くを歩いてたんですよ。そしたら小学生の男の子二人が僕に気づいてくれまして・・・」
と語る村上のまなざしは輝いていた。
「サインくださいって、ランドセルから自由帳とペンを出して・・・」
と話しながら話すその顔は満面の笑みにつつまれていた。
「で、いいよーって書いてあげたんですよ」
「そしたらその男の子が『やったー!これで明日から学校で人気者になれる!』って言って去っていったんですよ!」
「こんな幸せな話しはないですね!」
身振り手振りを加えながら語り終えた村上は満足そうだった。

しかし、それを浮かない顔で見ていた男がいたのだ。
有吉弘行である。
司会の蛍原は
「イイ話しやけど、有吉!なんちゅう顔してんのやお前?」
と見逃さなかった。
怪訝な顔でそれを受けとめた有吉の毒舌攻撃が始まった。

「え?ごめんなさいね!でも、人気あるー?」
とフルーツポンチに向かって言ったのである。

客席からは「キャー!」という悲鳴まで起きた。
ゲストの小池栄子も口を押さえて呆れ顔を隠した。
「あるよ!フルーツポンチだよ!」
と宮迫と蛍原が有吉を指差して抗議した。

まあ、これは有吉の振りに応えてやったわけだが・・・
それを受けとめて、有吉は怒涛の如く毒舌攻撃に出たのだ。

「(人気は)偽りのでしょ!!実力ある?」
と言うと、小池栄子が
「実力あるでしょ!?」
と反論した。

有吉は小池を指差しながら
「言ってみな!!どこに実力があんだお前?」
と芸人でもない小池を責める。
小池も負けない。
「キャッチーな顔のインパクトとかさ・・」
と言い返すと、
「顔?顔はやっぱり(はんにゃの)金田でしょ」
と有吉がバッサリ。
ここで小池がフルポンの亘(わたり)を「わたるさん」と自分の旦那の名前で呼んで惨敗した。
すると今度はひな壇にいたNONSTYLEの井上が有吉に抗議してきた。
「有吉さん、ここに何しに来たんですか!?」
すると有吉はなぜか態度を豹変させて
「お前だけは絶対にゆるさねーからな!」
と冷たい態度を示した。
最近、NONSTYLE井上はこうした「なぜかムカつくキャラ」扱いを受けるのだ。
そこで、ブラマヨ小杉が
「(フルポンの件は)有吉さんは違ってるけどその分は(井上の件は)仕方ないと思う」
と井上に追い討ちをかけた。

さらに井上に向かって
「久々に見つけたと思ってるんだよ!!」
と有吉が言うと
「何をみつけたんや?」
と井上が突っかかる。
「俺の踏み台だよ。バーカ!!」
と有吉の毒舌が最高潮に達したターゲットは、フルポンでなく井上となってしまった。

結果、有吉弘行が折角のフルーツポンチの成功話を完全に持って行ってしまったのだった。
今年も新たな踏み台を見つけて有吉は生き残っていきそうだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)