EXILEの年末はレコード大賞、紅白、CDTVとこの一年を総決算するかのごとく多忙を極めた。もちろん、昨年はメンバー14人の大所帯となり、決して安易な一年ではなかったのも事実だ。そんな状況下にあってMAKIDAIがテレビ番組で積極的にメンバーについて語り、イメージアップを果たした功績は大きかった。中でもメンバーの酒にまつわる話しは伝説となりつつある。
レコード大賞でのV2達成、翌日の紅白歌合戦ではトップ、CDTVの年越しライヴでMCを務めるなどと昨年末も大活躍だったEXILE。
その活躍には、昨年の大幅なメンバー増強が大きく関係しているはずだ。
しかし、メンバーを14人に増やした当初はファンからも賛否の声が上がった。
そんな状況でのATUSHIの
「今、すぐに結論を出すことはしないでほしい。パフォーマンスを見て判断してほしい」
というファンへの呼びかけやTAKAHIROの
「絶対に『正解だった』と言える日が来ると思う」
といったコメントに彼らの決意が感じられた。
そして、2009年末にそれが証明されたわけだ。特にオリジナルメンバーの感慨は深かっただろう。
14人となったEXILEはパフォーマンスでも実力を発揮してくれたが、実はオフでも凄いパワーなのだ。
MAKIDAIはテレビでメンバーが酒を飲む時のエピソードを紹介することが多い。
「メレンゲの気持ち」に出演した際も話は酒のことへと進んだ。
司会の久本雅美から
「(14人になって)超、飲むんですってね?どれくらい飲むの?」
と聞かれてMAKIDAIが答えた。
「途中から、どれくらい飲んでるかわかんないですけど・・」
「打ち上げが終わって聞いたら、レモンサワーだけで2,500杯・・」
と言った瞬間、観客、共演者全員が驚いた。
「えーっ!!!0が一個違うだろうが!?」
と久本も呆れた。
久本はWAHAHA本舗でも柴田理恵と共に酒豪で、いつも介抱されるまで飲むタイプだ。
その彼女をしても信じられない数字だったのである。
何人くらいでそんなに飲むのかを聞かれて
「メンバー14人と、バンドやスタッフの方で50人くらいですけど」
というとゲストのほっしゃんが
「それでも、一人50杯やからね」
とすばやく分析した。しかし、どうやらそんなものでは済まないようだ。
「レモンサワーで2,500杯で、それと別にシャンパン50本、ビール100杯。であとワイン50本だとかですね」
とMKAIDAIは続けた。
「そんなに飲んで、みんなどういう状態になるの?」
と久本が興味津々に聞く。
MAKIDAIが
「イエーィ!っていう感じですね」
と頭をグルグル回しながらその場面を表現した。
「LIVEの後だと、『やったー』という気持ちもあるから盛り上がっちゃって」
「最初はそれぞれが『イエーィ!』だったのが、お互いの『イエーィ!』が高まって・・」
とMAKIDAIはメンバーたちが手を重ね合わせるしぐさをしてみせると
「『イエーーーーーーーーー!!!』ってなっちゃうんですよね」
とEXILEのパワーが爆発する様を語った。
その熱のこもった表現力に一同、EXILEのメンバーが盛り上がる様をイメージしてうなずいたのだった。
新生EXILE14人はこのパワーで今年も大活躍するだろう。
歌だけでなく酒類の売り上げにも貢献してくれそうだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)