お笑いピン芸人のゆってぃがブレイク？しておよそ1年となる。このところ、バラエティ番組への出演も増えたゆってぃだが、テレビ番組で先輩のアンタッチャブル山崎からネタの秘密を明かされた。

「ちっちゃいことは気にしない。それ、わかちこ、わかちこーっ」
のフレーズでブレイクした人気芸人のゆってぃがテレビ「メレンゲの気持ち」に出演した時のことだ。

司会の久本雅美から
「わかちこ、ってどういう意味なの？」
と聞かれたゆってぃは
「僕も知らないんですよ」
とありえない回答をした。

ゆってぃが話すには、「わかちこ」は少年隊のデカメロン伝説の冒頭に出てくる歌詞だった。
それを子どものころに聞いて記憶していたことから、ネタに使ったというものだ。
ちなみに「わかちこ」の意味は「若さ・力・根性」というのが通説である。

残念ながら、ゆってぃはネタをそれほど多く持っているわけではない。
「わかちこ、わかちこ」
ともうひとつの得意なギャグが
「キョーレツー」
である。

そのネタに関して人力舎の先輩、アンタッチャブル山崎がいきなり暴露したのだ。
ビデオ出演した山崎は「ゆってぃとは14年ほどのつきあいだ」と、裏まで知り尽くしていることを臭わせながら話しはじめた。
「ゆってぃの『キョーレツー』っていうネタ」
「あれは『マンブルゴッチ』組んでた時の相方、川村のネタだよね」
「つまり、パクリ？」
と明かしたのだ。
以前、マンブルゴッチ、グーニーズといったコンビを組んでいたゆってぃ。
ゆってぃ自身がラジオで明かした記録によると『キョーレツー』はグーニーズ時代の相方寺崎のものとなっている。どちらにしろ、数少ないネタのひとつがパクリと公言されてゆってぃの表情は明らかにこわばっていた。

実は最近、ゆってぃは山崎を誘わずに後輩と合コンを連発しているらしい。
今回のパクリ暴露は、それに腹を立てた山崎による「みせしめ」と思われる。
お笑い界でやっていくには先輩を大切にしないと痛い目にあうのだ。
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）