11日の「ごきげんよう」(フジテレビ系列)にゲスト出演した金子貴俊。現在は結婚して1歳になる子供の父親だ。幸せな結婚生活を送っているように見える金子だが、妻である元タレントの西村美保と結婚するまでには様々な紆余曲折があったという。なかでも特に金子を悩ませたのは、誰もが一度は感じた”アノ疑惑”だ。
金子貴俊といえばウォーターボーイズで演じたホモ役の印象がいまだに根強い。本人に”ソノ気”がなくても、妙に中世的な容姿も手伝って、「”素”で演じているんだ」と映画を見て思った人も多かった。
もちろん、実際の金子は女性が好きな、いたって普通の男子だ。
しかし、現在の妻である西村美保との出逢いにおいても金子の”ホモ疑惑”はずっと影を落とし続けた。出遭った当初、西村は「この人(女性と男性の)どっちが好きなんだろう?」と疑っていた。
自らの”ホモ疑惑”を払拭すべく、金子は西村の前で下ネタを話すことで「ボクは女性に興味があるんです」と必死にアピールした。さらには、周りからは「いつかホモに目覚める」と常に言われていたため、「目覚めないようにいろいろな書物を読んで心の準備をしていた」というから、これはもう笑い話ではない。最初に金子貴俊を世に知らしめたウォーターボーイズの早乙女聖役が、その後ずっと”ホモ疑惑”として金子を縛り続けたことは間違いない。最終的に、西村のなかで金子の”ホモ疑惑”が晴れるまでなんと半年もの期間を要した。その後二人は晴れて夫婦に。結婚を機に金子は”ホモ疑惑”から、無事解放されたのだ。
余談ではあるが、金子と西村にはある共通点がある。それは”耳”。金子は左耳が、西村は右耳が、それぞれ鋭角に尖っている。あるとき占い師に見てもらったところ、前世で結ばれることのなかった金子と西村が、現世で再び出会うための”目印”としてお互いの耳を尖らせて生まれ変わったというのだ。ちなみに彼らの長男の耳は両方が鋭く尖っているという。
金子同様、西村も金子と出遭うまで紆余曲折の人生を歩んできたことはよく知られている。この二人の結婚が報じられた直後、金子の”ホモ疑惑”と西村の”元カレ”の話が混在して、意外すぎるカップルの誕生と驚いた人も多かったのではないか。だが、結婚から1年。幸せそうな金子の表情が、様々な紆余曲折の果て、”金子夫妻”は結ばれる運命だったということを証明していた。
(TechinsightJapan編集部 MAKI)