29日朝、高架高速道路の下の一般道を通行していた人々に、高速道路の側壁の一部が落下、直撃するという事故が発生した。この事故により1人が死亡、5人が負傷した。

事故が発生したのは29日の朝8時頃で、場所はバンコクのラーマ6世通りにあるラーマーティボディ病院前の高架高速道路、およびその下の一般道においてである。

高速道路を走っていたある車が、運転ミスによって道路の側壁へ衝突したのだ。それにより高速道路の側壁は破損。側壁の一部のコンクリートが、高架下の一般道に落下し、通行人に直撃したのである。

これによって、65歳の女性が頭にコンクリートを受け重態になり、病院にて緊急手術が行われたものの、手術は成功せずに死亡した。また、そのほかにも5人の人々がコンクリートにあたって負傷し、病院にて手当てを受けたという。

今後警察は、詳しい事故原因を調べる予定だという。
（TechinsightJapan編集部　若曽根了太）