イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達】リリース直後。故M・ジャクソンの新曲『This Is It』は合作だった。著作権50%はポール・アンカに!

故M・ジャクソンの未発表曲として世に出たばかり、爆発的に売れることが予想される『This Is It』はとても美しいバラードだ。ここになんと、『ダイアナ』、『ユー・アー・マイ・デスティニー』、『マイ・ウェイ』で知られるヒットソング・メーカー、ポール・アンカ(68)による横槍が入った。

マイケルが生きていれば7月から始める予定であった、ロンドン・カムバック公演のタイトルとしても掲げられた『This Is It』。ニュー・シングルばかりかニュー・アルバム映画のタイトルにも使用され、まさに現在のマイケル・ビジネスのキーワードになっている。

マイケルの遺言の執行人であり、長く彼の顧問弁護士を務めていたジョン・ブランカ氏は、『This Is It』をアンカとジャクソンの1983年の合作であったと承知しており、当時マイケルはその曲を『I Never Heard.』という異なるタイトルで録音したことも認めた。

アンカによれば、マイケルの遺言の共同執行人であり、『This Is It』にもおおいに関わった音楽プロデューサーのジョン・マクレイン氏も、「これはジャクソンの曲風ではなく、誰かの力を借りたものと思われる」として、アンカに正式に謝罪して来たという。

当初アンカは「マイケルに曲を盗まれた」として激怒していたが、ブランカとマクレイン両氏の計らいにより、その曲の著作権の50%、そして印税収入の公平な分配がアンカに保証されると分かり、満足しているようだ。

またアンカは今、『This Is It』のプロモーション・イベントへの参加まで依頼されているという。爆発的なセールスが予想されるだけに、かつてマイケルに関わったことのあるミュージシャンンたちも、自分が2枚組のアルバム『This Is It』の曲目の何かに関わっていなかったか、ちょっと可能性を探ってみるのも楽しいかも知れない。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)