アンタが活躍するならワタシだって。パッとしなくなったらワタシに任せなさい…、娘リンジー・ローハンに負けず目立ちたがり屋なステージ・ママのディナ・ローハンさん（47）が、娘に倣って自分もデザイナーとしてデビューしていたようだ。

リンジーについては、数日前にウンガロの2010春夏パリ・コレクションがどのような評価を得たものか、将来性にかなりの疑問が投げかけられたことをお伝えしたばかりだ。

一方母親のディナ・ローハンさんは、もっぱらリンジーの妹、アリ・ローハンの売り出しで懸命になっているものと思いきや、なんと水面下では靴のデザイナーへの道を準備していたというから驚きである。

8日、NYトランプ・プラザの「マーク・フィッシャー・ショールーム」にて、そんなディナさんが手がけた “Shoe-han Shoe Line” の新作発表イベントが開かれた。

「私はとても靴が好きよ。私立校に通ったために制服を着なければならなかった私にとって、たった一つの楽しみは靴選びだったの。」

「その頃を思い出してデザインしたわ。対象はハイ・ティーンってところかしらね。価格もすべて100ドル以下に抑えてあるの。このご時世でも気軽に買って欲しいからよ。ほら、今の世の中、本当に大変な時期じゃない？ウチもそうだから分かるの。」

華やかさが大切なファッション業界に、颯爽とデザイナー・デビューを果たしたその新作発表の場で、日々の生活苦をポロッと漏らす新人デザイナーというのも珍しい。

だが、これがローハン家の現実なのだ。長女リンジーは儲けたそばからショッピングとクラブ遊び。おまけに自己管理が非常に危なっかしい。あちこち連れ回すも、二女のアリは思ったようには顔が売れない。コーディ君はまだたったの13歳である。ディナさんやはりアナタが頑張るしかない。買いはしないが、応援だけはしたいと思う。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）