60代の男性が路面電車に次々と轢かれたのにも関わらず、最初に轢かれてから45分間発見されずに病院に搬送されるも死亡する事故があった。

ブリュッセルの道路で60代の男性が路面電車に轢かれ、更に間もなく隣の線路を走ってきた別の路面電車に轢かれた。通常ならこの時点で路面電車の運転手か通行人が気付き救急車を呼ぶだろうと思われるが、この60代男性は次の路面電車が45分後に走って来て、その運転手が気付くまで誰にも気付かれず、救急車が駆けつけたのは最初に轢かれてから45分以上経過した後だった。この男性は、病院で死亡が確認された。

最初に男性を引いた路面電車の運転手2人は、どちらも男性には気がつかなかったという。まだこの事故の詳細が明らかになっていない為、現在警察と検察官で調査が行なわれている。
（TechinsightJapan編集部　新谷友海）