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【クリたまTVウォッチ!】20代女優とのカラミ禁止?松山ケンイチ。『カムイ外伝』適役はアノ人でしょ?

9月19日(土)に主演の『カムイ外伝』が公開された松山ケンイチ。めずらしくナインティナインが司会を務める深夜番組『99プラス』(日本テレビ系)でバラエティ出演。美女カウンセラーによる「心の男前」度合いを分析した後、松山の出身・青森県のグルメが続々登場。さらに好物の「利きりんごジュース」に挑戦するも“大外し”するという天然ぶりを披露した。そんな“感じがいい”松ケンの『カムイ外伝』は、けっこう“ヘンテコ展開”の映画なのだ!。

興行成績3位でも、出だし一週間で危なっかしい客入りの『カムイ外伝』。その映画のテコ入れ宣伝のため、ナイナイの『99プラス』に出演した松山ケンイチ。『カイジ 人生逆転ゲーム』(10月10日公開)にも出ているし、絶好の顔を売るチャンス。でも、あんまりテレビ慣れしてない。ボードに書いた字はキレイでも、笑顔はちょっと引きつりぎみだ。

美女カウンセラーによる「心の男前」診断が無難に過ぎ、出身の青森県のオススメ食ベスト3の話題に。3位は、ばあさんが作ってくれるという、ホタテ貝を刻んで味噌焼きしたもの、2位は刻み昆布のネバネバ系。いずれもご飯に合う体に良さそうなスローフード・メニューを選んだ。さすが青森、『ウルトラミラクルラブストーリー』でも野菜売ってたもんね。そして第1位のリンゴジュースを、目隠しで飲んで当てるゲーム。そこであっさり外す松ケンをうまいことナイナイがフォローした。こうやって番組が作られるのが良くわかる。

さて、そんな松ケンが主演している最新作の『カムイ外伝』なのだが、この映画で共演して“おつきあい”が報道された小雪との関係を「映画のPR!」と断言した記者。公開後さっそく魅かれ合う男と女を見に映画館へGO。そこで、ある仰天シーンが目に飛び込んできた・・・・。

当然小雪扮するスガルが恋人役がなのかと思ったら、なんとカムイに思いを寄せるのはスガルの娘のサヤカ。それを演じているのは、16歳の大後寿々花(こども店長の姉)だ。
映画中、カムイとサヤカが肌を合わせるシーンがあるのだが、もうその辺からしてヘンテコ。ベットシーンはおろかキスシーンすら見たことない松ケンの「初おふとんシーン?」と、驚くも「あと二人」人がくっついている。(どういう状況かは、映画館でお確かめを。)とにかく意地でも20代の女優を松山ケンイチと組ませたくない「何かの力」が働いているかのようなキャスティングにびっくり。でも『セクシーボイスアンドロボ』でロボとニコだったこの二人。意外に爽やかでお似合い。

その他、シャチをバサバサやっつける伊藤英明とか、小林薫のつり名人とか男性が喜びそうな登場人物が活躍するのだが、やっぱり松山ケンイチは、白土三平漫画のカムイにぜんぜん似ていない上に、大柄であんまり機敏に見えない。『99プラス』を見て思ったのだが、軽快に山奥や海の中をひゅんひゅん渡っていく忍者・カムイ役には、松山の隣でフォローにあたるナイナイ岡村隆史の方がすばしっこく上手く演じられるのではないか。

『カムイ外伝』は絶賛公開中。
(TechinsightJapan編集部 クリスタルたまき)