歌手のクリス・ブラウン(20)は先月、リアーナを殴ったDV事件により執行猶予5年地域奉仕活動6カ月の判決を言い渡されたが、そんなクリスの母親ジョイスさんが先月、公式ファン・サイトにて「うちの子に限って」どころか「神様のお導き」なる発言をしていたことが分かった。
ブラウンの母ジョイス・ホーキンズさんは、息子がDV事件を起こした時から判決が言い渡されるまで、とにかく息子を精神面で支えることに徹し、大変辛い日々を送ってきたことをブラウンの公式ファン・サイトに書き込んでいた。
そこはブラウンを支援する公式ファン・サイトの『TheChrisBrownFanClub.com』、まずは息子を支援してくるファンへの感謝の言葉を忘れてはならない。
「人生の中でこんなに辛いと感じた時期は他にありませんでした。でも人々の支えが何より必要な今、皆さんはこうしてクリスの味方をして下さっている。このことが、私たちの苦しみを徐々に和らげてくれました。皆様の温かい支援に心から感謝しております。」
「息子のことを私だけは絶対に信じてやりたい。自分自身に約束したんです。誰とどこで話をすることになっても、恥ずべき息子だなどと決して思ってはならないと…。」と、ここまでは母親らしい愛情ゆえの苦悩をにじませた。
ただし、この部分についてはDV事件の被害にあった女性たちの間で物議を醸している。「この出来事は、クリスという人間の体を借りた、神による大切な導きのようにも思えるんです。」
人気R&BシンガーからDV男に落ちた息子を、かばってやりたい気持ちはよくわかる。だが体が大きく力が強い男が拳を振り上げる怖さは、ジョイスさんにも想像がつくはず。クリスは恥ずべき情けないことをしたのだ。ここは神様云々を持ち出してかばっている場合ではない。
他人事のようなことを書くジョイスさんの息子だからこそ、クリスはラリー・キングとの対談でワオ!を連発し、40歳の女性マネージャーともイイ仲になり、怒るリアーナに暴力を振るい、お泊りH写真までリークさせてしまい、法の裁きを受けるという顛末を迎えたのだが…。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)