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漫才コンビ、中川家の剛(兄)は以前パニック障害で苦しんだことがある。剛本人が、テレビ出演時に当時心療科の医者から指摘されたことを明かした。医者からすれば「お笑い芸人の人たちは○○がおかしい」というのだ。
それを聞いた共演者の芸人達の反応は?
9月9日放送のテレビ「ザ!世界仰天ニュース」に出演した剛はパニック障害で苦しんだ頃のことを話した。
苦労の末立ち直り、その後M-1優勝という快挙を成し遂げたという感動のエピソードだ。
しかし、その頃診て貰っていた心療科の医者がある日、剛に言った。
「一般人ならば、芸人さんのように多くの人を前にして喋ったりする状況では、パニック障害になってもおかしくないです」
「あなたがパニック障害になったのは、極めて普通のことといえますね」
そして、
「逆に、芸人をやっていて平気な人というのは、『頭がおかしい』といえます」
と言ったという。
剛はこの話しをもちだして「パニック障害になった俺は普通の人間」
平気な芸人たちは「普通じゃない、おかしい人間」ということを言いたかったようだ。
この時の共演者は司会中居正弘、笑福亭釣瓶。ゲストは土田晃之、バナナマン、有吉弘行、サバンナ、サンドウィッチマンそして中川家だった。
「頭がおかしい」と分析された芸人、芸能人たちの反応は意外だった。
「うーん、(なるほど)」と全員、うなづきながら納得したのだ。
やはり、芸能界はある意味「おかしく」ないとやっていけない世界なのだろうか。
彼らの反応を見てそう感じさせられた。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)