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writer : eri

【エンタがビタミン♪】『コナン』降板、神谷明が語った真実!

アニメ『名探偵コナン』(日本テレビ系)の降板騒動について、渦中の神谷明氏が自身のブログで騒動の発端について綴っている。降板理由には、金銭問題があったのではとも言われているが、実際のところはどうなのだろうか?

19日に「ご説明。」という題のブログを書いた神谷氏。この中で、今回の降板騒動についての真実を語った。降板を発表したときのブログの中で神谷氏は「契約上の問題と、信・義・仁の問題とだけ申し述べたいと存じます」と綴っていた。これに関してこの日のブログでは「契約の交渉過程のことです。」と綴っている。「制作会社の方との交渉中に、本来守秘義務の生じる内容について、音声製作関連の団体および俳優関連の団体、さらに出演者にまで情報を、悪意をもって伝えられた。僕の帰る場所は奪われた」と綴っており、このことが降板することになった一番の理由だと綴った。また、今回の降板騒動は、神谷氏がブログで発表するよりも前にあるブログで降板情報がリーク(すぐに消されたが)されており、神谷氏は「その方が僕の情報をリークし、信頼関係(今回の僕の発表につながる)を失わせました。」とも綴っている。神谷氏のブログによると、その人は責任のある立場にあるようで、その後、ある方に復帰のための仲裁を頼んだのだが、最終的に制作委員会側に拒否されたようである。降板を発表した後に健康を気遣うコメントをもらって本当のことを伝えようと思ったようだ。

しかし、「名探偵コナン」については良い思い出しかないようで、「『名探偵コナン』には何の責任はない。その作品を汚すことは、僕自身が一番避けたいこと。今回の事で、『名探偵コナン』という素晴らしい作品のイメージダウンに繋がったとしたら、申し訳ない気持ちで一杯です。」とも綴っている。最後に「コナンファンの皆様、関係各位、特にアニメ関係のスタッフ、キャストの皆様、さらに小学館、青山剛昌様、どうぞお許し下さい。」と締めくくった。

今回の騒動はアニメファンにとっては衝撃的な事柄だったに違いない。10年以上も続いたアニメの主要キャストの降板。しかも自らではなく、結果的に辞めさせられた感が残るのもファンにとっては納得できないことかもしれない。さらに、このあと神谷氏の担当していた毛利小五朗役を引き継ぐ声優が誰になるのかも注目される。神谷氏のイメージが強すぎて、誰が後任になってもファンからは認められないだろう。そうなると、後任に抜擢された声優も可哀そうな気もする。人気アニメ『聖闘士星矢』の声優総入れ替えの時には、ファンの間で騒動がおきたことがあった。しかも声優が交代されてから発売されたDVDは売れ行きもいまいちだった。今回はそこまでの騒ぎはないと思うが、主要キャストの降板ということで『名探偵コナン』の人気にも翳りが見えるかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 MAKI)