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タイとカンボジアの国境付近に位置する世界遺産カオ・プラ・ウィハーン遺跡。この遺跡ではこれまで、タイとカンボジアの両軍が遺跡の領有権をめぐって、たびたび衝突する状況が続いてきた。では、現状はいかがなものであろうか。
地元紙によると、現在、遺跡において対峙していたタイーカンボジアの両軍の緊張状態は峠を越え、比較的安定しているという。時には、両軍が談笑する場面も見られるとのことだ。
そもそも、両軍が衝突したことの発端は、2008年7月に、カンボジアがこの遺跡を世界遺産申請して、登録を受けたことである。それに対して、タイ側は異議を唱え、両国の遺跡の領有権をめぐる争いが始まったのである。両軍はたびたび交戦を繰り返し、去年10月や今年の4月には死傷者もでているのである。
このように危険な状態が続いていたカオ・プラ・ウィハーン遺跡。しかし、現在は先に述べたとおり比較的安定した状況になっている。しかも、カンボジア側からは、遺跡への観光が可能になっているという。
よって、タイ側からも観光が可能になる日はそう遠くはないと関係者は話しているのである。
遺跡周辺の緊張状態によって、大きな影響を受けてきたのが、遺跡周辺でおみやげ物屋や飲食店を経営している人々であった。よって、遺跡への観光が許可される方向に向かいつつあることは、周辺地域の人々にとって朗報といえよう。
ちなみに今、周辺地域でもっとも懸念されているのが、長雨による病気の蔓延である。インフルエンザやマラリアが流行しそうな兆しがみられるとのことである。
(TechinsightJapan編集部 若曽根了太)