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ラオスに拘束された村人を、なかなかタイに連れ戻そうとしないタイ北部パヤオ県プーサン郡の役所に対し、村の仲間たちは結集してデモを決行した。
タイ北部のパヤオ県プーサン郡に住むある村人が、24日、きのこ探しにタイとラオスの国境付近に出かけた。
しかし、その日以降、この村人は村に帰ってこなかった。そこで、心配になった親族は、彼の行方を捜して回った。そこで判明したのは、どうやらこの村人はラオスにいるらしいことであった。
そこで、親族はプ-サン郡の役所に対し、郡からラオスへ働きかけて村人をタイに戻すようにして欲しいと助けを求めた。
しかし役所は、いろいろな仕事に追われているなどと理由をつけて、なかなかラオスへの捜索に本腰をいれなかった。
こうした郡役所の態度に業を煮やした親族と村の仲間たちは、31日、郡役所に対して、早く村人をラオスから取り戻すように求めるデモを決行したのだ。このデモには、200人弱の地域住民が集結したという。
これを受けて郡長はあわてて役人をラオスへ派遣し、ラオスとの話し合いを経て、無事村人は帰宅できたのであった。
今回は、地域住民が協力し合って無事、他国に拘束された村人を助けたのである。しかし、他国に拘束されているにもかかわらず1週間まったく対応しようとしない役所の気質はいかがなものであろうか。それとも、ラオスに拘束されるぐらいは、大したことではないのであろうか。これがもし日本で起こったならば、もっと大騒ぎになり、政府が解決に乗り出すであろう。
(TechinsightJapan編集部 若曽根了太)