パンダの赤ちゃんが大人気となっているタイでは、その命名をめぐる投票期限が近づいている。より多くの人々に投票してもらうために、チェンライ県では新たなアイドルをマスコットとして誕生させた。
チェンマイ動物園で2ヶ月ほど前に生まれたパンダの赤ちゃんは、すくすくと元気に育ち、多くの人々から愛されている。
その赤ちゃんの名前が、国民からの投票によって決定されることになっているが、その期限が近づいている。
候補として挙がっている名は、「クワンタイ」・「リンピン」・「タイジーン」・「インイン」の4つであり、その中からひとつを選び、投票はがきで送るのである。
そこで、全国の郵便局では特製の投票はがきを販売している。しかし、チェンライの郵便局では、特製の投票はがきを33万枚を用意したにもかかわらず、現在までに22万枚しか売れていないのである。
そこで、チェンライ郵便局では、新たなマスコットをだして、はがき購入のキャンペーンを行うことにした。
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そのマスコットは、写真のようにパンダに似た顔を持つ犬、その名もパンダちゃんである。顔の模様もパンダそっくりであろうことがお分かりいただけよう。
この“パンダ”は、はがき購入者を増やすために数々のキャンペーンにマスコットとしていくことになっている。先日は、小学校に行って、子供たちと触れ合ってきたようである。
パンダの赤ちゃんの人気が高まる中で、こうした新たなマスコットも生まれているタイ。いろいろと暗いニュースも多いが、パンダをめぐる一連のニュースは人々を癒し、暖かい気持ちにしてくれる。
(TechinsightJapan編集部 若曽根了太)