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今月2日、タイ観光地クラビー県にて、突然ハンドルが利かなくなってしまったことによる交通事故が発生した。
2日15時頃にそれは発生した。
運転手(40)は親戚の結婚式、および葬式の両方を控えており、急いで車でそれが行われる他県に向かっていた。
運転手は、時速100㌔ほどで車道左斜線を飛ばしていたが、Uターンの必要性が生じ、右斜線に車線変更しようとした。
しかし、ハンドルがまったく利かず、右車線に行くことができない。しかも、行く先は緩やかなカーブになっている。
危険を察知し運転手はブレーキを踏んだが、時すでに遅く、車はそのまま車道を飛び出して横転してしまったのだ。幸い運転手の怪我は軽く、ドアも開けることができたので、自力で脱出することに成功した。
運転手によると、車は8万キロほど走ったものの、これまで何の問題もなかったという。一体なぜ今回ハンドルが突然利かなくなるというアクシデントに見舞われたかは不明であるが、運転手は車販売会社に裁判をも視野に入れつつ、詰め寄る方針だという。
運転中にハンドルがロックしてしまうというのは、考えただけでも恐ろしい話である。今回は、運転手の怪我も軽く、また人もほとんどいない田舎道ということで被害者も出なかった。これが、大都会で起こったらと想像すると、恐ろしい限りである。
(TechinsightJapan編集部 若曽根了太)