今月1日、バイクに爆弾が仕掛けられたという女性からの通報を受けて、警察がその撤去作業を行った。

タイ北西部のターク県にて、その事件は起こった。

ある女子大生が自分のバイクに乗ろうと近づくと、バイクに置手紙があった。女子大生は手紙を読んでみると、そこにはバイクに爆弾を仕掛けたこと、ならびにそれを解除して欲しければ警察には言わずに、金を用意することなどといった脅迫の内容が書かれていた。

そこで、女子大生はバイクを確認してみると、確かに左側面に爆弾らしきものがとりつけられていたのである。

女子大生は迷ったあげく、警察に連絡した。

連絡を受けて現場に急行した警察は、すぐさま、その爆弾を取り外す作業にとりかかった。10分ほどでバイクから取り外すことに成功し、それを調べてみると、爆弾はニセモノであり、起爆する恐れは無いことが判明した。

警察では、誰がこうした脅迫を送りつけたのか現在調べているが、女子大生によると脅迫を受けるようなトラブルを抱えたこともなく、まったく身に覚えが無いのだという。

今回は、爆弾はニセモノでけが人も無かったものの、タイでは、爆弾などを使ったテロが多く、こうしたケースは地域住民を恐れさせるに十分である。地域住民は早急な犯人逮捕を求めている。
（TechinsightJapan編集部　若曽根了太）