ヨーロッパでも猛威を振るい続ける新型インフルエンザ。フランスでも、新型インフルエンザに感染した10代の少女が死亡し、これがフランスで最初の新型インフルエンザ患者死亡となるが、死因が新型インフルエンザによるものかはまだ確認がとれていない。

フランスの保険当局は、新型インフルエンザに感染した10代の少女の死亡を発表した。少女は肺の感染による発症が原因で死亡し、これがフランスで初の新型インフルエンザ患者の死亡となるが、まだ死因が新型インフルエンザの症状によるものかは特定できていないという。

フランスでは現在1022人が感染しているとされ、感染者はイギリスより少ない。現在までに、イギリスでは31人の感染者が死亡したとの報告がある。今後フランスは、気温の下がる秋ごろより新型インフルエンザの警戒レベルを上げると発表している。
（TechinsightJapan編集部　新谷友海）