身長62.8センチ、“世界一の笑顔”を持つ世界一背が低い28歳女性(印)<…
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2009年総選挙開票結果が出て、民主党の圧勝と政権交代が確実になった。ところで政権交代で公務員の立場は変わるのだろうか。
民主党が構想しているのは、国家戦略局の創設により財務省の聖域である予算編成権のイニシアチブを握ることと、同じく各省庁の聖域となっている特別会計の流動的運用である。
あくまでも構想なので、実行に移すには多大な困難があるだろう。
まず国家戦略局のメンバーに官僚が予定されているのである。
この時点で、出向官僚が自省庁の省益を守るために暗躍することになる。
続いて特別会計だが、業界調和を支えてきた予算が流動化されるとなれば、官財の反発は必至である。
当連載は政治コラムではないので、お役人の立場から見た政権交代を紹介すれば、公務員の身分が守られることには変わりはないのでおおむね安泰である。
ただ、国民へのデモンストレーションとして、大幅な給与と手当カットくらいは甘んじて受けるべきだろう。
(TechinsightJapan編集部 石桁寛二)