エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】オードリー若林。ドリームマッチで「じゃない芸人」返上!

8月9日(日)放映された「ザ・ドリームマッチ09 真夏の若手芸人祭り!!」(TBS)でオードリー・若林とNON STYLE・石田のコンビ漫才が実現した。M-12008で優勝を争ったNON STYLE、オードリー、ナイツの三組が参加した今回のDMでライバルがついにコンビを組むことになったのだ。

ザ・ドリームマッチ09に参加したのは次のような芸人たちだ。
トータルテンボス、ロバート、アンガールズ、U字工事、キングオブコディ、、小島よしお、鳥居みゆき、エハラマサヒロ、オリエンタルラジオ、そしてNON STYLE、オードリー、ナイツ。

お笑い界を支える芸人たちが揃った中でやはり注目はM-12008で決勝に残った3組がどうコンビを組むかだった。
唯一一組だけ、オードリー・若林とNON STYLE・石田が決勝で戦った者どうしでコンビを組んだのだ。
今回はしょっぱなのオリラジ中田と小島よしおのコントからダウンタウンの評価も芳しくなく、その後もロバート秋山とアンガールズ田中、アンガールズ山根とU字工事福田など続くが期待以上の芸を見せてくれるコンビがなかなか現れなかった。
トータルテンボス藤田とオードリー春日のコンビによる漫才がようやくDMならではの漫才をみせてくれた感じだった。
そんな中でステージの空気が違って感るほどだったのが若林・石田コンビの芸だったのだ。
打ち合わせの段階からネタ作りも順調で「お互い楽しい漫才ができそうだ」と息の合ったところを見せていた二人だが、本番でもオドリー、NON STYLEのパターンを融合させながらも完成したテンポの良い漫才を見せてくれた。
そして、優勝はやはり彼らだったのだ。

NON STYLE石田はともかく、オードリーにおいて若林はどうしても春日の影に隠れて「じゃない芸人」に分類されている。(じゃない芸人とは、例えば「オードリーの春日じゃない方の人」と呼ばれる芸人である)しかし、お笑いファンは若林がオードリーの笑いの重要な役割を果たしていることはわかっているはずだ。若林無しには春日のキャラクターは1分ともたないのではないだろうか。

今回の若林・石田コンビではそんな若林の実力を存分に発揮してくれた。春日用のパターンから解き放たれて若林らしさが発揮できたかのようでもあった。
漫才師若林が「じゃない芸人」の呼び名を返上したといっていいだろう。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)