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writer : techinsight

【アジア発!Breaking News】新型インフルエンザ感染者4,400人超。バンコクの学校、休校措置へ(タイ)

タイでは新型インフルエンザの感染者や死亡者が日々増加している。タイ政府は、これ以上の感染者数増加を抑えるため、15日から19日まで、バンコクの都立学校の休校措置をとっている。

タイ保健省によると、15日の時点で新型インフルエンザの感染者数は4,469人となった。これは前日より、412人の増加となっている。また、死亡者数に関しても前日より1人増えて25人にのぼっている。

感染者・死亡者ともに、連日増加の一途をたどっているのである。

こうした感染者と死亡者の増加をうけて政府は、15日からバンコク内の全都立学校435校、託児所200箇所、職業学校13校を休校にしている。期間としては19日までを予定しており、その間に校舎や遊び場などの消毒を行うとしている。

これは、10代の子供たちに感染が多く認められることを受けてであり、よって、子供が多く集まるインターネットカフェ(ゲームセンター)も営業が自粛されている。

こうした連日の、恐ろしいほどの感染者数増加の発表を受けて、バンコクではマスクを着用する者の姿が目立つようになっている。また、人が多く集まる映画館やデパート、市場などに行くことも自粛されている向きが強い。人々の間に危機意識が高まってきているといえよう。

ちなみに、今後タイでは他国と同様、連日感染者数や死亡者数を発表することをやめ、週に1回の割合で発表することになった。あまりに感染者の拡大比率が大きいことによるものか、そのあたりは定かではない。
(TechinsightJapan編集部 若曽根了太)